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天才・イチロー なお挑み続ける「言葉」 なぜ、彼は輝きを失わないのか
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ルポ・エッセイ
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まえがき

『天才・イチロー なお挑み続ける「言葉」 なぜ、彼は輝きを失わないのか』
[著]児玉光雄 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:3分
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いつだって、挑戦は始められる。

もっともっと、自分の力を信じていい。



児玉 光雄




 この本に収録されているイチローの思考・行動パターンを学べば、あなたも今からすぐに「永遠の成長期」を築けるようになる。



 2013年におけるイチローのハイライトシーンは、日米通算4000安打を記録したことで間違いないだろう。その内訳は、日本のプロ野球で1278安打(通算9シーズン)、そしてメジャーで2742安打(同13シーズン)である。


 この記録を達成したバッターは、長いメジャーリーグの歴史の中で2人しかいない。通算安打の最多記録を持つ4256安打のピート・ローズと、それに次ぐ4191安打のタイ・カッブである。



 大リーグ公式サイトは、2013年シーズンの「最高の瞬間」としてイチローのこの偉業を挙げた。8月21日の対ブルージェイズ戦において、1回にイチローがサイ・ヤング賞投手のナックルボーラー、ディッキー投手から安打を放ち、節目の大記録を達成すると、その瞬間に試合が中断。同僚がいっせいにベンチから出てきて、一塁にいるイチローを祝福した。


 この栄誉はすべて、彼が1本1本のヒットを積み重ねてきたことへのご褒美である。そして、彼のその姿勢は今も変わらない。


 大金も名誉も手に入れたはずのイチローが、いまだに必死になってチームの勝利に貢献するためにヒットを量産しようとしている、その最大の理由は、「自分はまだまだ成長できる」と考えているからだと、私は見ている。



 このことに関して、ある時イチローはこう語っている。

「この世界、30歳はこう、35歳ならこう、40歳ならこうなるというものができあがってしまっている。でも、ぼくはそうではないと思っています」


 最近、イチローの「限界説」を唱える声が出てきている。たしかに、打率や安打数といった記録の上では、かつてにくらべて物足りない結果が、ここ数年続いている。


 だが、それは野球選手としてのイチローの衰えを意味するものではない。イチローは、今も変わろうとしているのだ。さらに成長しようと、なお挑み続けているのだ。今はその「過渡期」なのである。


 イチローは「自分はいまだに発展途上にある!」とまだまだ考えているから本気でいられるのだ。



 イチローが何歳までメジャーの舞台に立っているか? これは、とても興味を引くテーマである。


 2013年シーズンが終わった時点で、メジャーにおける通算安打は、2742本。殿堂入りが確実視される3000安打まであと258本。イチローがレギュラーとして出場し続けることができれば、2015年シーズン終了までにこの記録を達成しているはず。もちろんその時、ピート・ローズの4256本の通算記録を更新している。


 将来を見据えてイチローはこう語っている。

「ぼくが想像しているのは、きっと人としての成熟はもっと先にあって、その時に選手でいたい。それが目標というより、ぼくの夢です」


「ヒットを1本ずつ積み上げる!」という目標がイチローに、決して衰えない永続的なやる気を与えている。


 この姿勢は、私たちも今すぐ学び、取り入れるべきものだ。


 あなたにとって、とてもシンプルで、一貫して変わらない目標は何だろう。いますぐそれを見つけよう。そして、日々その目標を実現する努力を積み重ねよう。


 そうすれば年齢などに関わらず、必ずあなたも若々しい成長力を発揮できるはずだ。

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