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[証言録]海軍反省会 3
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歴史
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戦闘射撃の実力を発揮できる配員と訓練を

『[証言録]海軍反省会 3』
[編]戸高一成 [発行]PHP研究所


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 日本海軍は優秀な人は、将来の大臣とか長官とか、軍令部長とかそういう配置にいく可能性のある、いわゆるハンモックナンバーの上の人は、特に人事に考慮があったと思うんです。例えば、三笠砲術長の加藤寛治(兵18)少佐は、黄海の海戦で遠距離では一斉射撃をやらないかんという意見を出した。それから多数艦が集中すると、弾着が錯綜して、射撃指揮は非常に困難になるという事を言っておる。そういう意見を出したのは、私の知っている限りでは加藤寛治砲術長だけです。その加藤砲術長が、恐らく中心になったと思うんですけれども、「艦砲射撃教範」を作って、それが明治三十七年の十二月に発布になった。そして、もういいと思ったのか三十八年の二月に連合艦隊が鎮海湾に集結して、バルチック艦隊に備えるという矢先に転任しました。行き先は海軍大臣秘書官です。こんなもの、秘書官をやられた人の前でこんなのなんて言っちゃいけませんが、そういう配置は色々選択に考慮し、普通の一介の武弁では務まらないんですが、しかしバルチック艦隊が来月にも来ようという時には、三笠のごとき経験のある砲術長は残しておくべきである。

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