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[証言録]海軍反省会 3
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歴史
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「海戦要務令」では実戦を補えない

『[証言録]海軍反省会 3』
[編]戸高一成 [発行]PHP研究所


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 さて、私は野村(実)君が言ったように、敵はマーシャル群島にかかってくれば、こっちは非常にまごつくかというと、まごつかない。一番いいのはやらせておく。そして今度、南のほうをやる時にはどういう事が必要だったのか。まず、開戦を決意すると同時に、軍令部の作戦課の、ことに砲術出身者はよく知っているんですから。連合艦隊の砲術の係にしてもそうです。砲術学校の教官も大学校の教官も同じなんですが、特に軍令部一課におられる砲術関係の幕僚は、駄目だというが、しかし、九一式徹甲弾によって、約命中率が二倍になる。つまり、日本はアメリカに比べて戦力が二倍になる。ところがアメリカが偉大なる工業力を発揮して、日本の九一式徹甲弾の構造と性能を見れば、半年で二〇サンチ以上の弾は全部換装をできる、そうすると、アメリカの戦力は二倍になる、これじゃいかん。そこで、石油を取るだけの第一作戦では九一式徹甲弾を使っちゃいかんという事にしたらどうか。そうすればどうかっていうと、急造するには、いわゆる鍛鋼榴弾、三笠とか日進とかいう日露戦争の主力艦が主として使ったのは鍛鋼榴弾。当時、徹甲榴弾は、ニッケルクロム鋼でできているからヒビが入る、だんだんヒビが入って、そこから火が入って、(しも)()火薬が爆発する。

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