ママをいじめちゃ、ダメー - [著]大下英治 - 犬耳書店

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田中角栄と越山会の女王

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ルポ・エッセイ

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ママをいじめちゃ、ダメー

『田中角栄と越山会の女王』
[著]大下英治 [発行]イースト・プレス

読了目安時間：3分

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　いっぽう、昭は、田中がＩＭＦ総会に行っているあいだ、共同通信の麓邦明、東京タイムズの早坂茂三、産経新聞の岡沢昭男をはじめとした新聞記者数名とともに、長野県の蓼(たて)科(しな)高原に出かけた。ひとり娘の敦子も、幼稚園を休ませて連れていった。田中がいないあいだに、新聞記者との交流を深めておきたかったのである。

　が、もっとも重要だったのは、敦子とともに出かけることにあった。

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[著]大下英治

[発行]イースト・プレス

読了目安時間：7時間33分

戦後最大の宰相を支えた“日本のゴッドマザー”佐藤昭。総力取材から描く巨艦ノンフィクション！

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- プロローグ
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序章田中角栄と越山会の女王［特別鼎談］佐藤敦子／朝賀昭／大下英治

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- 最初で最後の“仲人”
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- お母さんは、私のために生きてきたんです
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- 女王の記憶力
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- オヤジは強要を一切しなかった
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第一章田中角栄と生きた女――運命の出逢い

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- 二十七歳の立候補者
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- 内弁慶の負けず嫌い
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- 相次ぐ肉親の死
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- 母娘ふたりの生活
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- 李香蘭と人生の並木路
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- 母の死
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- 上京、東京大空襲、そして終戦
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- 誰にも縛られたくないの
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- 不幸な結婚
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- 田中角栄との数奇な再会
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- 大蔵省についに鈴をつけたぞ
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- 秘書として働いてみないか
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第二章修羅場への第一歩

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- 角栄の罵声「馬鹿ほど長電話をする」
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- 身内裏切りの危機──吉田茂に遭遇
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- 映画「二十四の瞳」に泣いた角栄
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第三章昇り龍の陰で

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- 異端の意地
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- 三十九歳の郵政大臣
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- 重政誠之に書いた詫び状
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- 「おまえ、佐藤のところへ行くのか」と池田は言った
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- 角栄と武見太郎の対決──政調会長就任
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- ふたりで歌った「幌馬車の唄」
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- 「越山会」結成
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- 口髭を剃れ！
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- 「この人のために、一生尽くそう」
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第四章田中派の「オヤジ」と「ママ」

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- 史上最年少の大蔵大臣に
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- 「いいか、女は出しゃばるな」
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- 「エリート官僚の言いなりになってたまるか」
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- 新潟訛りの英語演説
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- ママをいじめちゃ、ダメー
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- 角栄がしぶしぶ白状した昔の女
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- 一秒五億円の折衝
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- 最高の愛の告白
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- 「おい、大磯から呼び出しがかかったぞ！」
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- 団体旅行「目白詣で」はじまる
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- オヤジに惚れ込んだ朝賀昭
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- 大蔵大臣秘書・早坂茂三
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- 池田から佐藤へ
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- 「そんなことでどうするの」と昭は声を荒らげた
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- 佐藤政権の泥をかぶる
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- 「いいか、死に金はつくるな」
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- 昭和四十四年組、田中派初年兵
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- 「おまえがいなければ、今日のおれはなかった」
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第五章総理大臣・田中角栄の誕生

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- 田中内閣をつくろうじゃないか！
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- 「本当に総理大臣になっていいのかしら」
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- 決起集会で小沢は叫んだ
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- 「おまえと二人三脚でここまで来た」
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- 「一位、田中角栄君」、でも票が少なすぎる
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第六章「早く潰そうとしている奴ばかりだ」

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- 「一期三年ですべて仕上げる」
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- 下に気を遣う総理
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- 田中派の強味
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- 言われなき中傷
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- 田中派秘書軍団
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- 日中国交回復──命も惜しくない
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- 「総理というのは孤独だよ」
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- 雨が降らないのも、水が涸れるのも、田中角栄のせい
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第七章「淋しき越山会の女王」と呼ばれて

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- 『文藝春秋』誌の衝撃
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- 田中角栄退陣す
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- 人は裏切っても、馬は裏切らない
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- 「もう一期、待ちなさい」
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- 「竹下は雑巾がけからやり直せ」
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- ロッキード事件発覚、角栄逮捕！
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- あの野郎、許せん！
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- 昭への尋問
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- 百年戦争になってもかまわない
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- “女王”の涙
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第八章田中軍団に走る亀裂

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- 秘書軍団の底力
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- 中曾根派切り崩しの大ローラー作戦
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- 「大平が死んだ」、田中は嗚咽した
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- 刑事被告人に応援を頼んだ者は、除名する
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- 昭子の入院とオヤジの心遣い
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- 榎本三恵子は野心家だった
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- 中曾根は昭子の前で両手をついた
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- 竹下は、もう少し勉強した方がいい
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- 幻に終わった二階堂擁立の大連立構想
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- 「これで、竹下の総理の芽もなくなった」
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- 「オヤジは死ぬまで戦うつもりです」
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第九章オヤジが倒れた

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- 「いちばん辛いときに倒れるなんて」
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- 「目白にオヤジを取られてしまった」
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- オヤジからの電話
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- 新しい事務所・政経調査会
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- “女王”としてのプライド
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- 田中政治の灯が消える
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- 「田中のできなかったことをやってほしい」
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第十章果たされなかった約束

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- 「オヤジが、死んじまった……」
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- 書き直したコメント
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- お母さん、大丈夫？
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- 青山斎場での別れ
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- オヤジへの恩返し
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終章特別収録佐藤昭子インタビュー

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- 終章特別収録佐藤昭子インタビュー
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後付け

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- あとがき
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- 著者紹介
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- 奥付
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