読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1108156
0
患者さんには絶対聞かせられない ナースのぶっちゃけ話
2
0
8
0
0
0
0
エンタメ
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
はじめに

『患者さんには絶対聞かせられない ナースのぶっちゃけ話』
[著]みずさわじゅん [発行]彩図社


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
8
| |
文字サイズ


 十数年前、風俗嬢にうつつを抜かし、せがまれるままに睡眠導入剤を横流ししていたドクターがいた。本来、不眠症の治療薬として処方されるこの薬は、使い方によっては麻薬のような作用を引き起こすことがある。それが目的であることを知りながら、勤務先の薬局から薬を持ち出して、お気に入りの風俗嬢に渡していた。


 このドクターは病院側から告訴されたのだが、なぜか医師免許剥奪にはならず、その後も違う病院で何事もなかったように勤務していた。信じられない話だが、これが現実である。曲がりなりにも国家資格を持ち人命を預かるドクターとして、決して許されることではない。


 ドクターだけではない。患者のカルテで薬を横領していたナースや、受け持ち患者の容態が急変しているにも関わらず、病院の最上階にある会議室でお茶会を楽しんでいたナースたちもいた。


 前記の患者には、幸いにも生死に関わるような影響は出なかったが、不幸な結果を招いてしまった「医療ミス」も、公にされなかっただけで、たくさんある。


 さらに、手が付けられないほど身勝手なモンスターファミリーに、真面目に働くナースを振り回す患者たち……。


 この本には、こんな常識では考えられないような話がわんさと詰め込まれている。


 読み進めるうちに、「これ、話盛ってんちがうの?」とか、「こんなことあるわけないやん」と思われる読者の方もいることだろう。


 だが、決してそんなことはなく、今回書いたのは紛れもない事実ばかりだ。医療関係者がこの本を読んだら、暴露本だと思われるかもしれない。つまり、ここに書かれていることは空想の産物ではなく、真面目に働いている看護師たちが、日夜、病院という戦場の最前線で戦っている話なのである。


 残念ながら、ここにはドラマや映画に登場するようなスーパーナースも、神業を持ったドクターも出てこない。泥臭く、本能のままに生きているような人たちばかりだ。


 そんな彼ら、彼女らの赤裸々な姿をぜひお読みいただき、そして、何かを感じていただけたら、この上ない幸せである。


 繰り返しになるが、ここに書かれていることは全てノンフィクションである。とはいえ、私には守秘義務が課せられているため、当然ながら、登場人物や病院名は全て仮名である。


 また、少し古い話もあり、現在の医療法規と異なる部分があること、事件性のあるものに関しては、すでに時効が成立していることを付け加えさせていただきたい。


 ではどうぞ、奇妙で、ユーモラスで、ディープな人達のエピソードをお楽しみください。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
8
残り:0文字/本文:1046文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次