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「新」怪奇現象41の真相
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エンタメ
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17 ネットに広まる「ヒトラーの予言」

『「新」怪奇現象41の真相』
[著]ASIOS [発行]彩図社


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【あの独裁者は世界を見通していたのか?】



 伝説


 第一次世界大戦中の1914年10月末、フランス国境に近いイープル(※①)地方で、森蔭で休んでいたドイツ軍の小隊に、若い兵士がふらふらと近づいてきて、こう告げた。

「ここが安全だなんて笑わせる。ここはものすごく危険だ。全員、すぐここを立ち去れ。あそこの窪地まで全力で走って伏せろ。いますぐにだ」


 そう言うと、彼は窪地に走りだした。その直後、小隊のいた場所にイギリス軍の200ミリ榴弾が落ちた。その若い兵士の他には、彼についていった3人の兵士だけが生き残った。助かった兵士の1人は、「おかげさまで命びろいしましたが、いったい、あんたは誰ですか? ただの兵長ですか? それとも……」と訊ねた。

「ただの兵長だ、いまは……」若者はうつろな表情で答えた。「しかし、まもなく、ドイツ人ぜんぶが、いや、世界中がぼくを知るようになる。だからいまのうちに名前をおぼえておけ。ぼくはアドルフだ、アドルフ・ヒトラー(※②)……」


 これが予言者ヒトラーのデビューだった。


 政権を握った後のヒトラーは、オーバーザルツベルク(※③)の山荘で、側近たちに数々の予言を語って聞かせた。それらはひっくるめて「ヒトラーの山荘予言」と呼ばれる。たとえば、こういったものである。

「近い将来、男の性器そっくりの兵器ができるだろう。わたし(ヒトラー)の勃起した男根を、何百倍にも大型化して小さな翼をつけたようなものだ。


 それが将来の戦争と世界を支配する。さしあたっては、それが飛んで行って英国を焼き尽くす。いずれはペルシャ湾にもインド洋でも飛ぶだろう。愉快なことだ。私の勃起した男根が地球を燃やすことになるのだからな」


 これは明らかに、当時まだなかったロケットを予言したものである。ヒトラーはその兵器のことを口にしただけでなく、スケッチにも描いてみせた。

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