【インターネットを騒がせた驚きの珍説・珍発見】

　２０１５年の夏、ツイッターをはじめとするＳＮＳで衝撃的な写真が拡散した。巨大なヘビの死骸と思われる物のまわりに、人々が集まってきている画像である。

　いくつかの海外ニュースサイトにも「捕まった巨大アナコンダ」として同じ画像が掲載された。体の模様や体型から、アマゾンに生息するオオアナコンダ（※①）であることは間違いない。オオアナコンダは「世界一重いヘビ」ともよばれ、全長は８メートルを超えることもあるという。しかし今回のヘビはさらに常識を越えた巨大さであり、この事件が事実だとすれば、生物学の常識が書き換えられることになるだろう。