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江戸全170城 最期の運命 幕末・維新の動乱で消えた城、残った城
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歴史
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海鼠(なまこ)壁が豪華な「百万石」の城──福井、石川、富山

『江戸全170城 最期の運命 幕末・維新の動乱で消えた城、残った城』
[著]八幡和郎 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:12分
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083──(えち)(ぜん)国 (ふく)() 松平家 福井県福井市 三二万石



 坂本龍馬の「船中八策」は龍馬独自の考えではなく、福井藩にあった横井小楠らの案に沿ったものだ。また、龍馬は(おう)()()事件で(たお)れる直前に福井に赴いて()()(きみ)(まさ)らに教えを請うているし、維新後に出された()()(じょう)()(せい)(もん)はその由利の起草になる。それ以上に、龍馬が世に出たのは福井藩のご隠居だった松平春嶽が勝海舟に紹介したからだ。




 越前は、戦国時代には越後より石高が多い全国有数の大国で()()氏が守護だったが、(おう)(にん)(ぶん)(めい)の乱の過程で家臣の朝倉氏に交代していた。朝倉氏は足利義昭を匿い、また信長の上洛後も京都に上ることを拒否し、浅井氏を誘って信長を散々苦しめた。ただし義昭を支援したと思っている人が多いが、(あね)(がわ)の戦いの時点でも義昭は信長方だった。


 ところが一五七二年になって武田(しん)(げん)が信長と絶縁し、朝倉・浅井と連携して信長を討つことにしたため、義昭も反信長に踏み切った。ところが()(かた)()(はら)の戦いのあと、朝倉(よし)(かげ)は冬が来たため引き上げて信玄に地団駄を踏ませ、春を待っているうちに信玄も死に、朝倉・浅井も滅ぼされ、義昭も京都から追われた。

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