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(2021/11/26 追記)

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新人OLひなたと学ぶ どんな会社でも評価されるトヨタのPDCA
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ビジネス
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よくわかる! 解説 「トヨタのPDCA」は、なぜ強い社員・強い組織を作るのか?

『新人OLひなたと学ぶ どんな会社でも評価されるトヨタのPDCA』
[著]原マサヒコ [発行]あさ出版


読了目安時間:18分
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さて、物語はいかがでしたでしょうか?

ここまで読まれた皆さんなら、ひなたが学んだ「トヨタのPDCA」について、理解していただけたかと思います。

この物語、ただのフィクションだと思わないでください。これは、私自身がトヨタで教わってきたことをまとめたもので、多くのことを実体験に基づいて書いています。

さすがに店長の車に体当たりなどはしていませんが(笑)、教わった項目などはほとんどそのままなのです(店長もひなたに労務上、かなりマズいことをしていますが、実際にはNGですよ。ストーリー展開をおもしろくするため、あえてあのような表現にしております)。


トヨタ自動車は2014年現在、最終利益は2兆円を超え、6年ぶりに最高益を更新する見込みで、その成長と勢いは、今なおとどまることを知りません。

トヨタが進化を続けるのも、社員1人ひとりがこの「トヨタのPDCA」を回しているからだと思います。

それでは、その強さの源泉である「トヨタのPDCA」について、作中に散りばめた太字のキーワードを見つつ、改めて振り返っていきましょう。

PDCAを回す前の土台作り


 5S 

「よし、うちもPDCAサイクルとやらを回すぞ」と息巻いて、いきなり計画を立てようとしてはいけません。まずは、その土台を作ることが大事なのです。

スポーツ選手が足腰を鍛えるように、ビルを建てる時に基礎工事をするように、PDCAを回すにも、小手先の技術だけではうまくいきません。


土台作りとしてまず取り組むべきは、「5S」です。5Sは、「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の頭文字の「S」を取っており、トヨタの工場には必ず掲げられているキーワードです。

5Sというとなんとなく「会社で行う改善活動」のように感じてしまうかもしれませんが、実は「日常生活でも当たり前にできていることの延長線上にある活動」と言えます。

ですからトヨタにおける5Sは、「改善活動」というより、「自分の行動規範」ととらえられています。

行動規範が整っていなければ、これから回そうとするPDCAサイクルも歪んでしまいます。まずは5Sに取り組むようにしましょう。


 仕事とは付加価値を高める作業 

トヨタにいる社員ほど「働く」ということを意識する人たちはいないのではないでしょうか。

事実、トヨタで仕事をしていると、私を含めて多くの社員が「働いたつもり」という勘違いに気付かされました。


今まで私が上司に指摘された言葉をピックアップしてみましょう。

「手直しや調整というのは、仕事ではない」

「資料を探したり選んだりする時間は、仕事ではない」

「結果のついてこない『一生懸命』など、仕事ではない」

「私用電話や雑談も、仕事の活力になることはない」


いかがですか?

厳しい指摘だと思われるかもしれませんが、現場ではこういったことを日常的に言われ続けてきました。

トヨタで言うところの「仕事」とは、付加価値を生み、付加価値を実現する作業ととらえられています。

付加価値を創出しない作業はムダでしかなく、ムダを省いて付加価値を生む時間を増やすことが仕事を進めるうえで必須でした。

流した汗の量や長時間の労働は、それだけでは評価の対象になりません。

大切なのは労働時間ではなく、結果なのです。

そういった意識を常に持ちながらPDCAを回そうとしなければ、うまく回るはずもありません。

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