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(2021/11/26 追記)

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偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強
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教育
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第3章 英語の勉強25のポイント

『偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強』
[著]塚本亮 [発行]あさ出版


読了目安時間:41分
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落ち着きが出始めた大学時代

2002年4月1日、晴れて僕は、同志社大学に入学し、学生生活をスタートさせました。

入学して間もないころの僕はまだまだ尖った部分があって、最初はなかなか友達ができませんでした。

僕に対する友人たちの第一印象は、こんな感じでした。


「おまえヤンキーみたいで怖い感じやったから、なかなか近寄れんかったよ」

「見た目が超チャラいから、なんやコイツ、と思ってた」

「俺に近寄ってくんな、みたいな雰囲気をかなり出してたよね」


「高校時代から180度変わった」と書きましたが、急にそうなれたわけではありません。勉強と一緒で、意識して変えようとしたことで、短期的には少しずつでも、長期で見たとき、大きな変化になったのです。

その意味で、入学直後の僕はまだまだ浮いていた存在だったと思います。

とはいえ、クラスに同じ予備校に通っていた人がいて、まず彼と仲良くなり、その後、同じ授業を受けるコースメイトたちとも徐々に親交を深めるようになりました。


大学で出会った友人たちは僕よりもはるかに落ち着いていて、それぞれにしっかりとした考え方や行動基準をもっていました。全国各地から京都まで出てきた意識の高い友人たちと一緒に学び、また教えてもらいながら、刺激を受けた僕は、定期試験などで、安定した成績を残すことができるようになっていきました。


経済学の授業はとても楽しく、すぐにのめり込んでいきました。ビジネス書を読んでいたこともあって、ミクロ経済学やマクロ経済学などの勉強をすることも苦になりませんでした。

授業以外の時間は、フットサルと軽音楽のサークルに入りましたが、気が向いたら顔を出すくらいで、もっぱらアルバイトばかりしていました。

たくさんの仕事を掛け持ちしては、稼いだアルバイト代で、ビジネス書を買うというように、高校3年時に中断していたものの、読書は僕にとって欠かせない習慣になっていました。大学生協だと割引価格で購入できるので、ビジネス雑誌やビジネス書、自己啓発書などを月に10冊ペースぐらいで読んでいたと思います。このころは稲盛和夫さんの本などを愛読していました。


3年になると、企業経済のゼミにお世話になりました。いつかは会社をおこしたいと思っていたので、企業の分析をしてみたかったのです。SPSSという統計解析ソフトウェアを使って、データを分析しながら、どのように企業が成長してきたのかを研究していきました。

そのような日々を過ごすなかで、僕の内面にも外見にも落ち着きが現れ始めてきました。髪の色も落ち着いていきました。

そして、大学3年生になると、友人たちとの会話のなかで、就職活動についての話題が出始めるようになりました。

「なぜ就職するのか」という疑問

僕は就職するか迷っていました。そもそも、なぜ大学を卒業したら、当たり前のように就職をするのか。本当にそれが正しいのか。就職に積極的な意味が見いだせなかったことと、大学院で心理学について学びたいという気持ちが強くなっていました。


勉強を通じて僕は変わることができました。なぜ、自分が変わることができたのか、心理学を通じて探求したい。そして、それによって、同じように勉強で行き詰ったことが原因で人生を諦めようとしている人を助けることができるのではないか。そのようなことを考えていました。

また、いつか会社をつくりたいと考えていたので、「なぜ人は動くのか」、すなわち人の活動の源泉である「動機」についても学びたいと思っていたのです。


当時の経済学部は、卒業論文を書かなくても卒業できたので、僕は4年生になるころゼミを辞める決断をしました。

そのかわり、心理学部の先生にお願いをして心理学の授業をたくさん聴講させてもらいました。心理学部の学生の実験のモニターとしてもさまざまな実験に参加して、何をどのように研究しているのか学ばせてもらいました。教授の研究室にお邪魔して、大学院でどんなことを、どんなふうに学べばよいのかも相談させてもらいました。


しかし、そこで、明らかになったのは、経済学部で学んでいた僕が、日本の大学院で心理学に専攻を変えることは難しいという事実でした。

確かにそれはその通りで、大学院というのは大学で学んだことをより深めていく場です。心理学を学んでいるといっても、僕の身分はただの聴講生。専攻が経済学であることには変わりません。

大学院で学ぶ道が断たれたようにも感じましたが、簡単には諦められません。いろいろと調べてみたところ、海外の大学院を目指す選択肢が浮上してきました。

海外の大学院でも、専攻を変えることは簡単ではないと想像できましたが、そのあたりは日本よりも、大学の専攻にとらわれないオープンな印象がありました。

英国留学フェアに行ってみた

留学したいという気持ちが日に日に強くなっていくなかで、英国留学フェアが大阪で開催されることを知りました。


英語にはかなり不安があり、なおかつ人見知りでチキンな性格でしたが、

「とにかく参加してみよう。具体的な情報を手に入れることができるかもしれない」

と自分に言い聞かせて、イギリス留学に関する情報を収集しに、英国の国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルへ向かいました。

当時はまだインターネット上にもイギリス留学に関する情報が少なく、フェアに参加することで、どのような条件が必要になるのか、調べられると思ったのです。


会場には、英国国内のさまざまな大学のブースが設置されていて、自分の学びたいコースがあるか、どんな条件が入学には必要か、費用についても教えてもらうことができました。言葉の不安は日本語ができる人がたくさんいたので取り越し苦労でした。

そのなかで、EF(Education First、イー・エフ)という世界最大級の語学学校の担当者とお話をする機会がありました。


そして、世界中にあるEFの語学学校に大学院進学準備コースがあり、そのコースではディスカッションやプレゼンテーションの練習、英語論文の書き方、統計ソフトの使い方などが学べるということでした。確かに、大学院に進学すると、現地のネイティブたちと肩を並べて勉強するわけですから、そのようなスキルを事前に習得しておくことは僕にとって、とても重要だと感じました。


また、専攻の変更については、他の大学の担当者やカウンセラーに相談したところ、厳しいという声が大多数でした。そのなかでEFの担当者から、大学院進学準備コースで心理学の勉強をすれば、変更ができるかもしれないという説明を受けて、これしかないと確信しました。大学院進学準備コースこそが当時の僕に足りないものを補ってくれると直感したのです。

では、具体的にどこの大学院準備コースを目指すのか。

EFのカウンセラーと話をするなかで、世界各地にあるEFのうち、イギリスのなかでもケンブリッジという街が落ち着いて勉強できるいい環境が整っているということを聞きました。

ケンブリッジ大学という名前も聞いたことがあったので、じゃあEFのケンブリッジ校に行こうとあっさり決めました。


この段階では、ケンブリッジ大学を目指す明確な意思はありませんでした。ただ、なんとなく聞いたこともあるし、頭もよさそうだし、ということでケンブリッジの街を選んだという感じです。

当時はあまり情報がなかったため、とにかく行ってみようと、まずは飛び込んでみることを最優先にしたのです。

英語の勉強をしてまわりを説得しよう

大学院に行くと決めたはいいものの、当然、それは僕一人で最終決定できるものではありません。

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