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女性政治家のリアル
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政治・社会
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動物愛護に関わるきっかけ

『女性政治家のリアル』
[著]塩村あやか [発行]イースト・プレス


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「から騒ぎ」に出演するようになったのと時を同じくして、引っ越したマンションがペット可だったので、ペットを飼いたいなと思って商店街を歩いていたところ、黒猫の貼り紙が目に入りました。それが今ウチにいる「たまこ」との出会いでした。里親会が飼い主募集をしていたのです。さっそく連絡をして里親希望の旨を伝え、面接と自宅訪問を二回経て、たまこはウチの子になりました。


 警戒心の強いたまこ。この子は私がいなかったらどうなったんだろうとネットで調べると、殺処分になっていたというのです。警戒しつつも、人間に甘えてきます。しっかりと喜怒哀楽の感情があることは分かります。


 これは大きな衝撃で、私の人生を大きく変える出来事になりました。私はたまこが家に来てしばらくしてから、「預かりボランティア」という動物愛護活動を始めました。

「預かりボランティア」とは、「引き出しボランティア」と呼ばれる人が、保健所に収容をされてしまった「命に期限のついている犬や猫」の中から引き出した犬や猫を、里親を探して引き渡すまで預かるという役割のボランティアです。私はどうしても、命に期限のついているたくさんの犬や猫の中から「今日はこの子」と選ぶことができませんでした。つまり、選ばないと殺処分になってしまう可能性があるのですから、心が強くないとできません。私には無理でした。



「から騒ぎ」に出たり、自動車のライターをしたりしながら、この活動を数年間、二〇頭ほどを新しい飼い主さんに届けてきました。預かりボランティアをやめた理由は、引き出した子の中にパルボウイルスに感染している子がいて、亡くなってしまいました。パルボウイルスというのは、これに感染したら一番恐ろしいと言われているウイルスで、まず嘔吐して下痢が始まって、発症してからは二日と持たずに死んでしまいます。そして、発症した犬や猫が出た場合は、一年間は部屋を殺菌して、他の犬猫を預かってはいけないと里親会で決められていました。よって、その時点で預かりボランティアを中断。


 そうこうしているうちに放送作家として自分で仕事量を多少コントロールできるようになってきたので、番組で動物愛護について発信することも始めていました。また同時に、たとえば「里親会」の会場に役所を使わせてもらえないかとか、殺処分をゼロにする運動を早くしてくださいといったことを行政に訴えたりしていました。


 とはいえ、一市民が連絡しても「返信の必要なし」という判断をされたら「はい分かりました」でおしまいです。役所というものは大きな問題がなければ放っておくというスタンスだということは議員になってよく分かったことでしたが、いずれにせよ、殺処分問題には法律が壁になっていることを痛感し、動物愛護管理法を変えないとダメだと思うようになりました。


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