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おたく神経サナトリウム
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ルポ・エッセイ
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ヘンリー・ダーガーとマスコット

『おたく神経サナトリウム』
[著]斎藤環 [発行]二見書房


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 やあ。日本一「萌え」にくわしい精神科医だよ。


 この号が出るころには、残念ながら終わってしまっているだろうが、ついさきごろ、渋谷区のワタリウム美術館でヘンリー・ダーガーの個展があった。「つーか美術とか興味ないし」などととぼけたことを言っている場合じゃない。まあ彼の描いた絵をちょっとでも見れば、この「ひきこもり画家」がキミたちの祖先というか何というか、とっても濃いお友だちだったことが瞬時にわかるだろう。展覧会に間に合わなかったキミは、図書館でも行って作品社から出ている画集を眺めてみるんだね。買ってもいいんだけど六五〇〇円もするからなあ。ゲーム用のおこづかいを回してまで読めとは言わん。でも見といたほうがいい。


 じつはダーガーこそ「萌え」の元祖なんだ。せんせいがオタク史に残る名著『戦闘美少女の精神分析』(太田出版、二〇〇〇年、後にちくま文庫)なんて本を書くことになったのも、もとはといえば一九九三年に世田谷美術館で開催された「パラレル・ヴィジョン展」で、ダーガーの絵に出会ったからだ。

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