やあ。日本一「萌え」にくわしい精神科医だよ。
いやあ驚いた。なにが驚いたって、映画『ヤッターマン』(二〇〇九年)の大ヒットだよ。三月七日に公開したばっかりなのに、二週間もたたずに動員一二〇万人、興行収入一三億八〇〇〇万円を超えたってんだから。いや『おくりびと』(二〇〇八年)とかならまだわかるよ。『ヤッターマン』だよ『ヤッターマン』。
あんまり評判なのでせんせいも行ってみた。診察が終わってから、平日の最終上映にね。
いやだってほら、昼間は親子連れとかいっぱいいそうで気まずいじゃん。しかし最終なのに結構客が入っていたのには驚いたね。
でも、もっと驚いたのは、これが傑作だったってこと。
まあ三池崇史監督だけに、下手なモノは撮らないだろうとは思ってた。