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(2021/11/26 追記)

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2017年版! 奇跡を呼ぶ読書! ――本は絶対1人で読むな! 完全版
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「お1人様読書」はなぜいけないのか?

『2017年版! 奇跡を呼ぶ読書! ――本は絶対1人で読むな! 完全版』
[著]中島孝志 [発行]ゴマブックス


読了目安時間:3分
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 ここ数年、お1人様食事とかお1人様旅行が流行っている。女性でも1人焼肉、1人しゃぶしゃぶを愉しんでいる時代である。いわば、究極のお1人様時代到来といってもいいだろう。


 その点、むかしから、読書は1人で愉しむものという思い込みがある。1人で読むから集中できる。他人のペースではなくマイペースで読める。好きな本を好きな時間に好きなだけ読む。


 それでいい。それでいいけれども、これは損だ。なぜなら、お1人様読書ではあなた1人の情報しか手に入らないからである。


 どんなにあなたが優秀な人でも、読書から手に入る知識、情報、アイデアもあなたお1人様分でしかない。もし、この時、同じ本を2~3人で読んだとしたらどうだろう? 自分が軽く読み飛ばしていた重要部分をきちんと指摘する人もいるだろうし、豊富な知識と情報量でさらに詳しく解説してくれたり、「ホントはね」と裏話や真実を教えてくれたりすることも少なくない。つまり、お1人様ではとうてい得られない知識や情報を手に入れることができるのだ。


 だから、お1人様読書は損なのだ。お1人様読書はしてはいけない、とわたしが主張している理由である。


 たとえば、読書会で『ダメ男がグッチ社長になったわけ』(田中伸一著・マガジンハウス)という1冊を課題図書にした。著者は百貨店の伊勢丹に入社後、バーニーズ・ニューヨーク(非常勤取締役)に出向。その後、派閥人事で左遷されるなどして不遇時代を経験。転職を決意してグッチジャパン社長に抜擢され活躍するも、「アーリー・リタイアメント」を標榜してさっさと引退したという人物である。毎月1回の読書会で、メンバー10人が読む課題図書として、当日、この本を肴に情報交換しようというわけだ。


「タイトルにあるようなダメ男じゃなかったね」


「慶応ビジネスクール卒のエリートでした」


「けど、ニューヨーク出向から戻ると降格と左遷。サラリーマンの不遇時代を体験。サラリーマン人生は運が大きいからね。他人事とは思えませんよ」


「でも、不遇時代でも一貫して誠実に人のために汗をかいてる姿には感動しましたよ。上司でも部下でもこんな人間に会ってみたいな」



 最初のうちは、こんな「総論」から始まる。いきなりニッチな部分に触れたりはしない。というのも、どれだけ深く読んだか、どれだけきちんと読んだか、お互いにわからないからだ。


 しかし5~10分もすると、ここに感動した、ここが勉強になったというキモの部分を披露したくなる。自ら誘い水になって、「もっといい話」をメンバーから引きだそうというわけだ。


 こういう仕掛けはお1人様読書には不要だけれども、読書会では必須事項なのだ。自分のほうからはなにも発信しないくせに、相手からはたっぷり引き出そう、というのはルール違反である。情報は発信するところにしか戻らない。最高の受信基地になりたいなら最高の発信基地になろうとしなければ損だ。


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