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たった一晩で疲れをリセットする睡眠術
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[0]「良質な睡眠」とは?

『たった一晩で疲れをリセットする睡眠術』
[著]石川泰弘 [発行]日本文芸社


読了目安時間:4分
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 よく「良質な睡眠が大切です」と言われますが、みなさんにとってはどのような睡眠が「良質な睡眠」なのでしょうか。


「良質な睡眠とは?」と聞かれると、多くの人が「目覚めがよく、起きた時に昨日の疲れがすっきり取れ、一日を元気で過ごすことができる睡眠」と言います。


 たしかにそのとおりですが、この答えでは漠然としていて、聞いた人もなんだかよくわかりません。



 数年前、あるドクターとのトークショーに出演した時、ショーの視聴者から「健康とはどういうことでしょうか?」という質問がありました。


 その時、ドクターは「おいしくごはんを食べられること」と回答しました。この言葉を聞いた私は、「健康」ということを見事に表現していると思ったのです。


 例えば、血圧が高い人は塩分を控えた食事を取らなければなりません。風邪を引いて熱が出ると食欲もなくなり、食事そのものができなくなってしまいます。


 また、入院した時に病院から出される食事をおいしく食べることは、まずできないでしょう。



 そして、この言葉を聞いた時、「良質な睡眠とは?」という問いの答えにも当てはまるのではないかと思ったのです。つまり、良質な睡眠とは「毎日、おいしく“朝食”を食べられること」ではないでしょうか


「布団に入ってもなかなか寝付くことができない」

「すぐ寝付くのに、必ず夜中に目が覚めてしまう」

「毎日7~8時間ぐらい寝ているのに、寝た気がしない」

「寝ることはできるが、朝早く目が覚めてしまう」


 こうした状態を、睡眠障害と言います。



 睡眠障害を抱えている人は、かつて5人に1人と言われていました。ところが、将来の生活への不安や人間関係など、さまざまな問題からくるストレスが生活リズムに悪影響を与えているからでしょうか、現在では3人に1人と言われています。



 睡眠障害を抱えている人は、決して健康ではありません。


 そもそも、眠りに問題があるのですから、朝の目覚めは決してよいとは言えません。朝起きた時には、眠かったり、ボーッとなってしまったり……。眠りに問題があると、精神的にもよくありません。


 そんな状態で、朝食をおいしく食べることができるでしょうか?


 できないですよね。健康な人は、眠りの質もよいということです。言い換えれば、良質な睡眠を取れている人は「健康である」とも言えるのです。



 では、どのようにすると良質な睡眠が取れるのでしょうか?


 まずは、“健康の象徴”でもあるアスリートたちが、どのような工夫をして良質な睡眠を取っているのかをお話しましょう。



 トップアスリートの日課であるトレーニングはハードで、体はとても疲れてしまいます。また、大事な試合の前には「緊張」や「不安」というストレスを感じます。


 ですがそんな疲労の回復と、ストレスを上手にコントロールすることで、本番でもよいパフォーマンスを発揮できるようになるのです。


 そのために必要不可欠なものこそ、良質な睡眠なのです。



 アスリートにとっての良質な睡眠とは、毎日のコンディションを整えるものです。そのコンディションづくりに欠かせないのが、朝食です。



 そして、肉体的な疲労から回復するためには、質のよい睡眠が必要です。質のよい睡眠によって多くの成長ホルモンが分泌されることで、食事で得た栄養を体内に吸収して傷んだ細胞を修復し、また新しい細胞をつくり出します。その結果、肉体的な疲労を取り除くことができるのです。



 では、私たちはどうでしょうか。


 アスリートとは疲れ具合は違いますが、私たちは毎日の通勤や仕事、家事や子育てなど、さまざまな生活シーンの中で体の疲れ、ストレスを感じます。



 このような疲れをリセットし、活力ある生活を送るには、やはり成長ホルモンを分泌する質のよい眠りが必要です。また、質のよい眠りを取ることですっきり目が覚め、朝食もおいしく食べることができます。そんな眠りが、私たちにとっての良質な睡眠ではないでしょうか。



 現在、私は所属企業で入浴剤を提供し、入浴や入浴剤の使い方を指導することで、アスリートたちのコンディションづくりのサポートを行っています。


 また、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科で運動生理学を研究していることから、多くのトップアスリートに会い、疲労回復に必要な睡眠や、睡眠と関連した入浴・入浴剤のメカニズムなどを説明しています。



 そこで今回は、トップアスリートたちがどのようにして良質な睡眠を取っているのかをご紹介しましょう。

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