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シノギ 山口組系組長の錬金術
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ルポ・エッセイ
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キリトリの旨味を知る

『シノギ 山口組系組長の錬金術』
[著]木村勝美 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:8分
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 竜二郎はキリトリもはじめていた。


 なかば相手方を脅すような方法で債権回収をすることである。債権者と取立人のヤクザとの利益配分は五分五分が相場だという。彼の手記を続ける。

「俺は大野さんと一緒に、ナオミから7万円を借りておきながら返済をしない大会社の社員から15万円を取り返してやった。俺はこの男を錦糸町駅前の喫茶店に呼び出し、借金の返済を求めたところ、『俺たちの関係は彼氏と彼女……』と、とぼけたことをいい出した。そのとき、近くのテーブルでカナコとコーヒーを飲んでいた大野さんが男の横にドーンと座り、『もう1回いってみろ』と、声を荒げた。これで男はペシャンコになった。『お前には女房も子供もいるだろう、ヤクザより悪い野郎だ』と、怒鳴りつけた。これで男は白旗をあげた。2日後に15万円を返済すると、自分の名刺の裏に書いたのである。キリトリのコツがだんだんとわかってきた。


 年が明けたらカナコたちの集金もやることにした。

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