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(2021/11/26 追記)

犬耳書店の作品をRenta!に順次移行します。
詳しくはこちらでご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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生き方・教養
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エピローグ

『ポジティブ・チェンジ』
[著]メンタリストDaiGo [発行]日本文芸社


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あなたは、

変わり続けることができる



 この本を読んだあなたが手に入れたものは何でしょうか。


 それは、おそらくあなたが自覚しているよりもずっと大きなものです。



 以前より、朝1時間早く起きられるようになった。


 いらなくなった服を捨てたのをきっかけに、部屋が見違えるほどスッキリした。


 自炊するようになって、体調が良い気がする。そういえば、ウエストがきつかったスカートがまたはけるようになった。


 仕事でイライラすることが少なくなった。タスクをためることが少なくなったからだろうか。


 意外な人とのつながりができて、刺激を受けている。


 ただの夢だった独立・企業が具体的に動き出した。



 ……こういった変化は、実にすばらしいことです。また、今挙げたよりはるかに小さな変化でも、十分に意味があることは言うまでもありません。


 わずか1、2度の温度の変化でも、人間は変わることを本書のSTEP2で紹介しました。たとえ10分早く起きられただけでも、あなたができること、五感で受け取ることは変わり、それによって人生が変わっていくのです。


 そして、変化はたとえ大きくなくとも、それ自体が楽しい。変化する過程が楽しいはずだからです。


 もっとも、あなたが手に入れた本当に価値あるものは、こうした個々の変化ではありません。


 あなたが、変われる人になったこと。


 変化を楽しめる人になったこと。


 これからもどんどん変わっていける人になったこと。


 それが何よりも大事なのです。



 ■ 変われば変わるほど行動したくなる



 プロローグでも書いたように、最近の私はトレーニングを始めて、心身が大きく変化しつつあります。


 また、仕事の面では、かつてのメインだったパフォーマンス、テレビ出演、講演が「副業」になり、企業相手のコンサルティング等が「本業」になっています。


 さらに最近では、テレビの企画でオックスフォード大学を取材したのをきっかけに、留学をして改めてみっちり勉強したいと考え始めています。


 そのために、日本にいなくても仕事ができるようにしたいと思い、「仕事のオンライン化」を進めています。


 ニコニコチャンネルを始めたのも、その理由の1つです。おかげさまで、登録会員は順調に増えていっています。


 このように私は、現在も変わり続けています。それが楽しくて仕方がないのです。だからますます変わりたくなり、行動したくなり、さらに多くの可能性と出合うことができるわけです。


 そして、本書を読み終えたあなたもまた、私と同じように、楽しみながら変わり続ける人間になれたはずです。


 どうか自信を持ってください。



 その上で、あなたがこれからも変化を続けていけるように、いくつかのアドバイスを書き添えておきたいと思います。あくまでも念のために、ですが。



 まず、本書のSTEP3での5週間のトレーニングの後に、自分なりのトレーニングを6週目、7週目と続けていってください。


 5週間のトレーニングの中で気に入ったものを継続していってもいいですし、苦手だったものをさらにやってみるというのもいいでしょう。


 また、「こう変わりたい」というあなたなりの方向性が見えたなら、新たなプログラムを自分で組んでもいいのです。


 いずれにせよ、あなたは、「こう変わりたい」と考えたらそのとおりに変われる力を身に付けているはずですから、楽しみながら変化を続けていってください。


 本書で提案した5週間のトレーニングは、「変化の楽しさ」を体感してもらうための、いわば「お試し」です。


 変わり続ける喜びを本当に味わえるのはこれからなのです。



 ■ 遺伝子の壁も超えられるポジティブ・チェンジ



 ちなみに、「変化を続けていったとして、どこまで人間は変われるのか」が気になる人もいるかもしれません。


 簡単に言うと「遺伝子の壁は超えられる」と考えてください。


 かつては、遺伝子どころか、脳でさえも大人になってからは変えることができないとされていました。


 ところが、現在では「脳の可塑性(ニューロプラスティシティ)」という考え方が主流で、大人になってからでも脳は鍛えられる、賢くなれるというのが常識です。


 さらには、エピジェネティクス(遺伝子継承のメカニズム)という新たな研究分野が、遺伝子についての考え方も大きく転換させています。



 確かに、人間が生まれ持った遺伝子は基本的には変えることができません。


 しかし、(その人にとって)ネガティブな形質の遺伝子を持っているとしても、ネガティブな形質が発現するかどうかは行動、生活習慣、考え方によってコントロールすることができるということがわかってきたのです。


 つまり、もともと引っ込み思案になりやすい遺伝子を持っているとしても、実際に引っ込み思案になるかどうかは、あなた次第というわけです。


 また、今は遺伝子のせいで引っ込み思案になっているとしても、それは行動、生活習慣、考え方によって変えられるということです。


 変わり続ける姿勢さえ持っていれば、遺伝子の壁でさえも超えることができる。このことを忘れないでください。


 また、本書で繰り返し述べてきた「行動」の大切さについても、ここで改めて繰り返しておきたいと思います。


 これまで世の中に出てきた数えきれないほどの「変わるための方法論」は、心理学や脳科学の観点から見ると間違いだらけです。実は、本書で私が言いたかったことの1つがそれでした。



 典型的な例で言えば、ポジティブな考え方をすれば行動を変えられる、性格を変えられる、という考え方があります。

「心を変えれば、行動が変わる」というわけです。


 一見もっともらしいですが、心理学的には「残念でした」と言うしかありません。そのことは、すでに本書をお読みになった方には自明でしょう。


 この本で伝えてきたことは、まるで正反対のことでした。

「行動を変えることでしか心は変わらない」です。


 これは、もちろん私の個人的な見解ではありません。心理学、脳科学、行動経済学といった科学が導き出した、「変わるための方法論」における正解なのです。


 3つのSTEPを通じて、あなたは「変わるためにはまず行動」という習慣を身に付けたはずです。

「考え方を変えれば行動が変わる」という間違った方法論に再び陥らないように、少しだけ注意していただければと思います。



 ここまで来たら、もうあなたの人生には「変われたらいいな」とか「どうしたら変われるだろう」といった悩みはなくなっているはずです。


 もしかしたら、「変わりたい」という願いさえ自覚しなくなっているかもしれません。なぜなら、「変わりたい」と思った瞬間には行動し始め、変わり始めているのですから。


 常に変化していることが当たり前になり、そのプロセスが楽しめるようになる。


 あなたのポジティブ・チェンジは始まったばかりです。


 そして、変化に終わりはないのです。

メンタリストDaiGo

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