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結局、炭水化物を食べればしっかりやせる!
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「太る理由」「やせない理由」は人によってまったく違う

『結局、炭水化物を食べればしっかりやせる!』
[著]森谷敏夫 [発行]日本文芸社


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 人はなぜ太るのでしょう。それになぜ太ってはいけないのでしょうか?



 まず、そこからちょっと考えてみましょう。とりあえずは男女とも「だって細いほうがモテるから!」「お腹出てるとカッコ悪い!!」という見た目の問題が切実でしょう。しかし中高年になると、いわゆる「メタボ」を気にする人が増えてきます。なぜ気にしているのかというと、太っていると糖尿病、心筋梗塞、動脈硬化などの生活習慣病のリスクが高くなると医者に言われたからでしょう。健康診断で、生活習慣病の指標ともなる血圧やコレステロール値、血糖値などが高ければ、必ず「やせろ」と指導されるはずです。このあたりで、それまで体重や体脂肪などはあまり気にしていなかった人も、ウォーキングなどの対策を考え始めるわけです。


 実際、肥満と病気には関連があることがわかっています。「太り過ぎ」は間違いなく、さまざまな病気の原因になり、健康寿命を縮めます。健康寿命というのは、寝たきりで生きているのではなく、自分の足で歩き、身の回りのことは自分でこなし、自立して暮らせる寿命、という意味です。太り過ぎを回避すれば、病気の予防だけではなく、見た目も若々しく、体を動かしやすく、健康寿命はさらに伸びるでしょう。どの世代にとっても、健康的に、かつ見た目も美しくやせることは人生を充実させてくれます。 


ダイエットのカギは「食事」「運動」「自律神経」



 肥満には特定の病気の「症状」として体重が増加するものと、単なる食べ過ぎなどで体重が増えるものの2種類がありますが、日本の場合95パーセントは単純な肥満です。


 単純な肥満といっても、理由はさまざま。遺伝的な素因も一部にありますが、ほとんどは食べ過ぎ、運動不足、熱産生の障害(体温の維持、食事後のエネルギー産生が標準より低い)などで、それが複数関連して、結果として体重が増えます。


 一般的にはもっともはっきりと体重に影響が出るのは「食べる量」と「運動の量」ですが、これにも個人差があり、同じ体重の人が同じ運動量で同じものを食べても、同じ期間で1キログラム減ると人と、800グラムしか減らない人がいます。その差は遺伝的素因かもしれないし、熱産生の効率の違いかもしれないし、筋肉量の違いによる基礎代謝の違いのためかもしれません。食べ過ぎれば太る、運動すればやせるということは基本的には間違いないのですが、どのくらいの結果が出るかは個人差が大きい。だいたいの目安はあっても、何キロカロリー食べれば何グラム太る、何キロ走れば何グラムやせる、という単純な公式はありません。「やせる」「太る」というのは、非常に多くの要素が関連して起きてくる「結果」であり、「現象」です。つまり、コントロールすることは、さほど単純ではないということでもあります。ただ「食べなければいい」、または「運動しまくればいい」とは言い切れません。


 同じカロリーでも「何を食べればいいか」、同じ時間の運動でも「いつ運動するか」「どんな運動するか」で、効果はまったく違います。しかも、食べる、運動する、という直接的なエネルギーの出し入れとは違う部分、つまり目に見えない自律神経の機能によっても結果はまったく変わるのです。



 つまり、人間がどれだけ太るかやせるかは、


 ①食事


 ②運動


 このふたつの結果であると同時に、もうひとつ重要な要素として、


 ③自律神経


 がどれだけ活発に機能しているかによって決まると言えます。



 この3つは、お互いに非常に強い関連があるので、「これだけやれば太らない」「これだけやればやせる」という方法は「ない」と思ってください。ただし、私が今書いた「やせる」とは、単に「体重が減る」というだけの意味ではありません。


 単に体重だけを落としたいのなら、絶食してただ寝ていればやがてどんどん体重は減りますが、そのまま寝たきりになってしまいます。そんなものをダイエットとは言わないのです。


 この本では①~③について順に説明していこうと思います。


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