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『夢をかなえる ことだまの力』
[著]矢尾こと葉
[発行]日本文芸社
前章まで、たくさんのアファメーションをご紹介してきました。気に入ったものがあったらそれをどんどん活用していただくとして、ここでは、自分にぴったりのオリジナル・アファメーションのつくり方をご紹介しましょう。
アファメーションは、かなえたい夢や、こうなりたいという願望を、すでにかなってしまったことのように先取りで感謝する言い方。未来になっていたい自分を、完了形や現在形を使って、言いきる形で肯定的に宣言すればいいのです。
基本のアファメーションは、「わたしは、○○です。ありがとうございます」や「○○が○○になりました。ありがとうございます」。
これをアレンジして、たとえば、次のように置き換えるといいでしょう。
「健康になれますように」→「健康になりました。ありがとうございます」
「天職に就きたい」→「天職に就くことができます。ありがとうございます」
「豊かになりたい」→「わたしは、日々豊かになりつつあります。ありがとうございます!」
さらに、なるべくフォーカスしたくない言葉や否定的な言葉を避けるほうがベターなので、
「薬の副作用がなくなります」→「からだに優しくて効き目のある薬になりました。ありがとうございます」(「副作用」を避ける)
「シミが消えます」→「白くて美しい肌になりました。ありがとうございます」(「シミ」を避ける)
「人前であがりません」→「わたしは、人前でリラックスして話せます。ありがとうございます」(「あがる」を避ける)
「渋滞につかまりません」→「あっという間に目的地に着きました。ありがとうございます」(「渋滞」を避ける)
「こういうのはイヤだ!」「こうなってほしい!」、そんな強い気持ちがわいたときほど、アファメーションの出番。愛からきている願いをすべてアファメーションに言い換える癖を付けていくと、願望実現は思いのままです。