読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1115613
0
シンプルに片づけて毎日スッキリ心地よく暮らす
2
0
49
0
0
0
0
雑学
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
「散らかってて帰りたくない」場所にしないために

『シンプルに片づけて毎日スッキリ心地よく暮らす』
[著]金子由紀子 [発行]すばる舎


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
49
| |
文字サイズ

せっかく休日キレイにしても三日後にはグチャグチャ

 休日の朝。

 平日の疲れの残る朝は、できるだけ長く寝ていたい。カーテンを閉めきり、毛布にくるまって朝寝を楽しむ。起き出すのは昼近くか、ヘタすれば昼過ぎてから。

 寝足りない目であたりを見回すと、そのあまりの散らかりにガックリ……。

 雑然とした空間では、朝食も食べる気にならない。新聞を抱えて近所のファミレスかファストフードで食事をとり、コーヒーを何度もおかわりする。重い腰を上げて家に帰り、ようやく片づけの始まり。

 床に落ちているものを拾って、ベッドや椅子に積み上げる。

 その中からより分けたものを、洗濯機に突っ込む。

 現れた床に掃除機をかけ、ねじれたカーテンをまっすぐにする。

 たまった新聞と雑誌を束ねてビニールテープで縛り、玄関のそばに積み上げる。

 燃えるゴミ、燃えないゴミ……。呪文を唱えながら、積み上げたモノの中から、捨てるモノをより分ける。

 畳み、揃え、ホコリを払い、水拭きする。洗濯物を干す。こうしてようやく、人心地つく。手足を伸ばせる空間が出現する。気づくと陽は傾き、貴重な休日は終わろうとしている。ヤレヤレ!

 それでも、このお片づけ作業、毎日はできなくとも、終わればそれなりにスッキリするし、気持ちがいい。願わくは、この状態がずっと続いてくれたら!

 ところが、そんなことは金輪際ありえない。

すぐ元に戻せるなら、散らかるのもこわくない!

 片づけた端から散らかり、拭いたそばから汚れるのが部屋というものである。よく晴れた日の明るい窓辺に座って、掃除した後の空中を眺めてみるといい。ひっきりなしにホコリが舞い降りているはずだ。

 あんなに一生懸命掃除機をかけたのに、少々歩き回れば、またすぐに部屋の隅にはホコリがたまる。磨いたガラスに誰かがペタリと手跡をつける。四五リットルのゴミ袋はたちまちいっぱいになる。

 雑誌の「お片づけ」企画には、「もうこれで二度と散らからない片づけ法」が何度も特集される。でも、そんなのウソ。片づけても片づけても、絶対にまたすぐ散らかる。そうじゃない人なんて、いる!? 散らかさないでいられる人がいるとしたら、その人はきっと息もしていないに違いない。

 生きている限り、暮らしは散らかるもの。どんなにキレイに片づけたって、その状態は三日後にはまったく同じに戻っているのだ。

 だから、覚えておこう。「二度と散らからない」はありえないって。

 でも、大丈夫なんだということも、一緒に覚えておこう。片づけても片づけても必ず散らかるけど、散らかっても散らかっても、必ず片づくのだということを。

 お片づけは永遠に続くけど、コツを飲み込めば、散らかる速度は遅くなり、片づく速度は速くなる。それがわかれば、お片づけそのものが楽しくなる。どうせやらなきゃならないお片づけなら、うんと楽しんでしまったほうがいいのだ。

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
49
残り:0文字/本文:1187文字
この記事を買った人はこれも買っています
      この記事を収録している本
      この本で最も売れている記事
      レビューを書くレビューを書く

      レビューを書いてポイントゲット!【詳細はこちら】

      この本の目次