『本当に賢い人の 丸くおさめる交渉術』
[著]三谷淳
[発行]すばる舎
普段とは違った気遣いをする
◆遠方にいる取引先と交渉する
人は、お互い会って顔を見て話すことで、誠意や熱意、細かいニュアンスを伝えることができますから、交渉はできるだけ直接会ってすべきだとお伝えしました。しかし、いくらリアルが最強だと言われても、常に相手と顔をつきあわせて交渉できるとは限りません。
電話やメールを使って交渉をする場合には、普段とはちょっと違った気遣いをすることで、相手が喜び自分が得する丸くおさめる交渉ができるようになります。
【設例】
建物の設計事務所で働くあなたのところに、乙社から病院の設計の依頼がありました。