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お金が貯まる「体質」のつくり方
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12 化粧品や洗剤などを〈買いだめ〉しない

『お金が貯まる「体質」のつくり方』
[著]西山美紀 [発行]すばる舎


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死蔵品コレクターは、不幸な道まっしぐら


「ポイント3倍」「30%引き」「200円引き」「2点以上買うと20%オフ」などと、オトクなものを見ると、誰しもうれしくなるものですよね。


 今がチャンスだとばかりに、シャンプーから化粧品、洗剤、ドリンク、食材まで、さまざまなものを買いだめしたことがある人は多いのではないでしょうか。「いつかは使うものだし」と思うと、安いうちにと手が伸びてしまいがちです。



 ところが、オトクに買いだめをしたのに、実は損をしているというケースも多々あるのです。買いだめのメリット・デメリットを挙げてみましょう。


【メリット】

・確実に安く手に入る

・次に買いに行く手間が省ける

・トクした気分を味わえる


【デメリット】

・保管場所を余計に取る

・状況が変わって使わなくなるケースがある

・保存中に劣化することがある

・ほかの魅力的な商品を見つけたときに移行しづらい、買ったのに使わなくなる



 いかがでしょうか。買いだめをするときには、メリットばかりに目を向けがちですが、実はデメリットも多いのです。買い物をして、重たい思いをして持ち帰ったのに、よく考えたら保管場所がない。なんとかスペースを作って詰め込んだものの、モノの奥にモノが追いやられて忘れ去られてしまう始末。何ヶ月も何年も経って気付いたときには古くなっていたという経験もきっとあることでしょう。

「買い物好きな人」「流行に敏感な人」は、買い物自体を楽しむことが多いので、新商品を見かけると試してみたくなり購入します。すると、以前買ったものは古臭く感じて、「安かったしいいや。適当に使って処分しちゃおう」なんていうことになってしまうのです。買いだめされたモノたちの、哀れな末路です。


 たとえ、1つあたり数十円オトクなモノを買ったとしても、そのモノを使わなければ、そもそも買い物が無駄だったということになります。買い物で使った数百円、数千円を捨ててしまっているようなものですから。



 恥ずかしながら、私にもそうした失敗がたくさんあります。


 以前、海外旅行に行ったときに、ドライマンゴーをたくさん買ってきました。日本で買うと少々高いのですが、本場ではとても安く買えます。

「ドライフルーツは保存が利くから」「家族が大好きで、いつかは食べるから」「それほど場所をとらないから」「誰かにお土産であげるから」と、10袋ほど買ってきたのですが、日々の忙しさに流されて、すっかり忘れてしまいました。


 そしてある日、戸棚の整理をしていたら、雑多なモノの奥から3袋ほど現れたのです。賞味期限は既に1年前。当然食べられる状態ではありません。「場所をとらないから」と思っても、逆に小さくて存在感がなく、必要以上に買うと忘れてしまうという落とし穴がありました。



 以前取材で、「お金が貯まらない人」のお部屋に伺う機会がありました。その女性は買い物が大好きということで、撮影のためにいろいろな雑貨を出してきてくれたのですが……、「3年前に買った洗剤が出てきました」「これ、学生時代のときに買ったタオルだ」「こんな化粧品買ったっけ。まだ開けてなかった……」と、懐かしのアレコレが発掘されたのです。


 このように、お金が貯まらない人は、ついつい買いすぎてしまう方が多いのです。「安くあげよう」とコスト意識が働くことは素晴らしいのですが、無駄遣いのように裏目に出てしまっては全くの無駄。もったいないことです。

「安く買うこと」は、節約のコツではありません。「ほどよい量」「しっかり使い切れる数」を、「なるべくオトクに」買うことが、無駄なお金を使わない、上手な節約のコツなのです。


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