読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1116384
0
お金が貯まる「体質」のつくり方
2
0
9
0
0
0
0
くらし
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
おわりに

『お金が貯まる「体質」のつくり方』
[著]西山美紀 [発行]すばる舎


読了目安時間:3分
この記事が役に立った
9
| |
文字サイズ


 本書を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

「お金が貯まる体質」になるには、けっして難しいことではなく、日々の小さな習慣や考え方からだと気づいてくださったらうれしいです。



 ここで、10年以上前の私の体験談を、少しお話させてください。



 母の進行がんがわかったのは、私が27歳のときでした。



 それまでとても元気で、いつも家族を応援してくれて、いつか私が結婚して孫の顔を見るのを楽しみにしていた母。がんのなかで最も発見が難しいと言われる、治療困難な部位のがん(国立がん研究センター 部位別5年相対生存率資料より)だとわかりました。


 まさか、最愛の母が……と奈落の底に突き落とされました。


 そのとき勤務していた会社の上司に相談をして、ありがたいことに介護休職を取得できることになりました。一人暮らしの部屋を引き払い、実家に帰り、看病に専念できることになったのです。母との最期の時間が始まりました。



 ホスピスという選択肢もありましたが、家が大好きだった母。私が介護できることもあり、在宅医療で、お医者さんと看護師さんに通っていただくことになりました。



 毎月、会社からは給与明細が届きます。当時の介護休職制度は、社会保険料を自分で払う必要があり(現在は制度が少し変わっています。また独自の制度がある会社もあります)、住民税の支払いもあるため、5万円、6万円という「マイナス」の給与明細でした。毎月毎月、お金を振り込んでいました。



 母は、「働けばお給料もたくさんもらえるのに、大好きな仕事を休ませてごめんね」と涙していました。


 そう言う母に、私が「大丈夫だよ」と心から言えたのは、貯蓄がしっかりあったからでした。そして何より、大好きな母との最期の時間を過ごせることにまさる喜びはなかったのです。



 かげがえのない時間。


 およそ1年後、家族全員で、家で母を看取りました。



 これまで私は母に心配をかけてばかりでしたが、母は何度も「親孝行をしてくれてありがとう。病気になったことはつらかったけど、本当に幸せだった」と笑顔で言ってくれました。


 最悪な状況の中で、最善の道を選べたこと。


 時間が経つにつれ、貯蓄の大切さをかみしめるようになりました。



 介護休職を取得できたのは、勤務先のみなさまのご配慮によるものが大きかったのですが、貯蓄がなかったら、実家に帰って看病できるとは思わなかったかもしれません。自分の本当に大切なことを、貯蓄が叶えてくれたのです。



 私の場合は、少し特殊な事情だったかもしれません。でも、お金がないせいで、本当にやりたいことをあきらめてしまっている方が、この世の中には多くいるのではと思いました。


 勉強、仕事のスキルアップ、転職、留学、結婚、子育て、自分自身が思いきり楽しむこと、大切な誰かのためにできること……。


 今、そして将来やりたいことを叶えられるように、自然にお金を貯めていける方法はないかと模索し、多くの方にその方法を届けられたらという思いでできあがったのが、本書です。


 ここにくるまで、たくさんの方々に応援していただきました。感謝の念が尽きません。本当にありがとうございました。


 本書を読んでくださったあなたが、「お金が貯まる体質」になりますように。そして、今と将来、やりたいことすべてが叶えられますようにと、心から願っています。


著者

この記事は役に立ちましたか?

役に立った
9
残り:0文字/本文:1379文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次