『言いにくいことをハッキリ言っても好かれる人の習慣』
[著]能町光香
[発行]すばる舎
「言いたいことを言えず後悔した」という経験はありませんか?
「言ったら関係が悪くなりそう」
「言うと相手を傷つけてしまうかも」
「ちゃんと言える自信がない」
このような理由から、自分の思いや考えを伝えることをあきらめていませんか?
以前の私は、言いたいことが言えず、人と話すのが億劫。できれば人に発見されないようにすみっこに隠れていたい。人の前で話さないといけないとき、心臓がバクバク音を立て頭が真っ白に。そんなタイプでした。
ところがある日、あることがきっかけとなり、「新しい世界」の扉をノックする日がやってきました。そのきっかけとは、心も身体も悲鳴をあげた「挫折」体験です。
私の社会人としての大きな挫折は、入社1年目に訪れました。
「これから社会に出てがんばろう」と心に誓い、明るい未来をかかげ、働き始めた矢先のことでした。突然、身体が言うことをきかなくなってしまったのです。それは、知らないうちに溜めこんでいたストレスによるものでした。
「これではいけない、自分の人生が流されてしまう」。それが素直な気持ちでした。
でも、どうしていいのかわからない。わかっていることは、「このままの自分ではいけない」ということだけ。
「こんなに我慢していたなんて」と気づいたのは、身体を壊してからでした。自分の心に大きな蓋をしていたのです。
「他人の言いなりになる人生からサヨナラしよう」
その気持ちが、私の人生を大きく変えていきました。
覚悟が決まると、頬をつたう涙もしだいにかわいていきました。
そして、その日から「新しい世界」に足を踏み入れることになったのです。
その「新しい世界」とは、こんな世界です。
ハッキリ言っても嫌われない世界。
ハッキリ語っても受け入れられる世界。
ハッキリ伝えても愛される世界。
そんな世界があるとしたら……。
そうです。そんなワンダーランドのような世界が、実際に「存在する」のです。あなたは、まだその世界に足を踏み入れていないかもしれません。
また、その世界に憧れているけれども、最初の一歩をどのように踏み出していいのかわからないだけなのかもしれません。
本書を手に取った方は、その「新しい世界」へのチケットを手に入れました。それは、「ありのままの自分」でいられるという極上の体験チケット。
「新しい世界」の住人たちは、次のことをよく知っています。
「ハッキリ言ったほうが嫌われない」
「ハッキリ語ったほうが受け入れられる」
「ハッキリ伝えたほうが愛される」
「言わなかった後悔」より、「言えた喜び」を感じたい。
そう願っている人は多いのではないでしょうか。
本書は、「ありのままの自分」でいても好かれ、愛される秘密が書かれています。
あなたは、自分を偽って、「人生はこんなもの」と割り切って生きたいですか?
それとも、自分にも周りの人にも素直になって、「ありのままの自分」を表現しながら生きていきたいでしょうか。
ひとりでも多くの人が、ハッキリ伝えることで、人生を楽しみながら「主役」として生きていくことができれば、著者としてこんなに嬉しいことはありません。
ハッキリ言っても嫌われない人生。
ハッキリ言うことで愛される人生。
さぁ、新しい世界への扉を開けましょう。