恋の準備はOK?
たとえばよ? 彼氏いない歴4年を更新しちゃって、そのうち出会いがあると思いながらも、おひとり様も満喫しながらのん気にすごしていたら、出会いもトキメキもないまま、4年がすぎちゃってカサカサに干からびている干物女が私です!
パスポートのように、このままでは彼氏いない歴5年目も更新しそうで怖いの!
早く彼氏を作らないといけないと焦ってみるものの、いざ彼氏を作ろうと思っても、4年も恋愛していないと恋の始め方がわからない!
何から始めたらいいの? って慌てふためいたり、しばらく彼氏がいない女って何か問題のある女と思われるんじゃないかって落ち込んだりして、また時間だけがすぎていく……。そういう30歳~34歳くらいの女が実に多いのよ!
しかも前の彼氏っていうのが学生の頃から付き合ってた彼氏で、その彼と別れてから出会いがない……みたいなパターンとかね。
もうね? こういう女は焦るのが少し遅すぎなの。
20代半ばとかなら、なんとかなるかもしれないけど、30代とかになると恋愛市場が20代と比べてググググッと狭くなるのよね。
でも、「恋愛したい」と思うことは悪いことではないわ?
今までノンキにすごしていたなら、これからはちゃんと恋を意識する。男性のいるところに出かけてみたり、周りにいる男性のことを異性として意識しながら接してみる。まずはそこからじゃないかしら?
そして自虐に走らない。30すぎた女が自虐に走っても痛いだけ。
干物系の女って、私は干からびた女だから誰からも愛されないんじゃないか、誰からも必要とされないんじゃないかって思いがちだけど、そう思う女は干からびてるんじゃなくて、考え方が「腐ってる」のよ。
「ドライフルーツ」を想像してみるとわかるけど、ドライフルーツって乾燥はしてるけど保存性に優れてるし、甘みも凝縮されてるし、最近では健康食品としても愛されていたりするじゃない?
だったら自分のこともそう思ってみる。発想の転換よ。恋愛してなかったから干からびたカサカサの女なんじゃなくて、恋愛はしていなかったけど、それなりに仕事だったり遊びだったり、充実した毎日をすごして自分を成熟させていた。
そんな日々だったと思えば、甘さだったり酸っぱさだったりが自分の生きてきた人生の中に、経験としてギュッと凝縮されてるんじゃない?
それを大事にしたらいいのよ。久しぶりの恋愛だからって、焦ったり求めすぎたり、重くなったり、臆病になったりワガママになったりしないこと。
自分から何年も恋愛してないなんて言う必要もないし、そりゃードライフルーツを好き好んで食べない人もいるかもしれないけど、好きで選んでくれる人もいるわよ。
でも。お店に並んでいなければ手に取ってはもらえないように、自分の中に恋愛する気持ちがまったくなければ恋愛とは出会えないかもしれない。
だから男性を意識して。出会いのある場所には積極的に出向いてみたり、周りの人に優しく接してみたり、自分らしく背筋を伸ばしてイキイキとすごすことが大事。
甘い甘い恋ができるその日まで、素敵な自分が保たれるように。
【ダメ恋愛脱出のヒント01】
30すぎた女が自虐に走っても痛いだけ。ごちゃごちゃと言いわけしないで恋しましょう。そして結婚を考えられる相手を見つけるのよ!