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頭がいい人の仕事が速くなる技術
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ビジネス
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はじめに

『頭がいい人の仕事が速くなる技術』
[著]三木雄信 [発行]すばる舎


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◆頭がいい人の共通点とは?



 みなさんの職場には、「頭がいい人」はいませんか?


 ここでいう、「頭がいい人」とは、知識を豊富に持っていたり、勉強ができる人ではありません。


 また、学歴があったり、資格をたくさん持っている人でもありません。



 仕事は毎日定時に切り上げて、残業もゼロなのに、トップセールスだったり、人の何倍もの成果を挙げている。


 いつも涼しい顔をしながら仕事をしているのに、膨大な量のタスクをこなしている。


 気づいたら出世していたり、いつの間にか上司や部下に評価されている。お客さんからも信頼されていて、いつもその人が指名される。


 そんな人だから、新たな仕事がドンドン降ってきて忙しいはずなのに、そのようなことはみじんも感じさせない。



 本書でいう、頭がいい人とは、そんな要領がいい人のことです。


 もっと具体的にいうと、「限られた時間で、最大の結果を出せる人」のことです。



 そして、そんな頭のいい人たちに共通するのが、「仕事が速い」ことです。



 私はこれまで、ソフトバンクで孫正義社長のもとで社長室長を務め、独立後に自分の会社を2社と、社外取締役や監査役として7社の会社の経営に携わってきました。


 その過程で、3000人以上のビジネスパーソンと、ソフトバンクの孫正義社長をはじめとする一流の経営者300人と一緒に仕事をしてきました。


 また、部下1万人の組織をマネジメントしてきました。


 そんな数多くの人を見てきた経験から、仕事ができて、要領がいい「頭がいい人」には、一人として仕事が遅い人はいなかったのです。



 とはいえ、私自身は、もともとは仕事が遅い人でした。


 ソフトバンクに入社当時、そのスピード感のすごさに圧倒されたものです。


 しかし、孫正義社長に怒られながら、試行錯誤を繰り返して、なんとか、「仕事が速くなる技術」を体得したのです。



 本書では、孫社長をはじめ、私がこれまで出会ってきた、頭がいい人たちから学んだ「仕事が速くなる技術」をご紹介していきます。


◆〈残業ゼロ〉でプライベートも充実



 先ほどもお伝えしたように、私は現在、英語教育ビジネスを中心とした、自分の会社を2社経営しています。それとあわせて、7つの企業で社外取締役や監査役を務めており、本の執筆や講演を依頼される機会も多いです。


「そんなにたくさんの仕事を、どうやってこなしているのですか?」



 そのような質問をよくいただきます。


 でも、ソフトバンク時代に培った「仕事が速くなる技術」を実践しているので、これだけの仕事も無理なくこなせています。


 もちろん忙しいことに変わりはありませんが、残業はしません。


 ほぼ毎日、17時半の定時になると会社をあとにします。私だけでなく、社員たちも原則として〈残業ゼロ〉を実践しています。


 週末もきっちり休みます。


 もちろん例外はありますが、基本的には体をしっかり休めてリフレッシュし、次の週に備えています。


 このように、仕事が速くなったことで、プライベートの時間もしっかり確保できるようになりました。今は帰宅後や休日に妻や子どもたちと会話したり、遊んだりする時間を大切にしています。



 仕事が速くなればビジネスで高い成果を出せるのはもちろん、仕事以外の時間も充実します。


 せっかく家族や友人と一緒にいるのに、「あの仕事、本当に納期に間に合うだろうか……」と気になって楽しめない、ということもなくなります。


 いつもストレスフリーで、気持ちよく過ごせるのです。


 まさに仕事の速さは、人生の充実度に比例すると言えるでしょう。


◆誰でも今すぐにマネできる


「そんなことを言っても、今の三木さんは社長の立場だから、好きなように仕事をコントロールできるんじゃないの?」


 そう思う人もいるかもしれません。



 でも、思い出してください。


 私が「仕事が速くなる技術」を編み出したのは、あの孫社長のもとで働いていたときです。


 最初こそスピードに圧倒されたものの、この技術を身につけてからは、孫社長から飛んでくる仕事に振り回されることもなくなりました


 むしろ、仕事の段取りやスケジューリングにおいては、部下の私が上司である孫社長をコントロールできるようになったのです。

〈コントロール〉というと語弊があるかもしれませんが、要するに上司に言われるまま、受け身で仕事をするのはやめたということです。


 指示が来てから「どうしようかな」と考えていては、どんどん仕事はたまっていくだけ。でも「こういう状況では、こう動く」というベストプラクティス(最善の方法)を常に自分の中に持っていれば、指示を待つまでもなく即座に走り出せます。

「会議の議事録は、翌朝までに作成しろと指示される」とわかっているなら、「会議中は、リアルタイムで議事録をつくる」という習慣をつければいいのです。


 すると上司に「今日の議事録を……」と言われた瞬間に、「もうできました!」と提出することができる。そして「仕事は終わったので、お先に失礼します」と、颯爽(さっそう)と帰っていくことができます。


 上司から仕事を振られる立場でも、自分で主導権を握ることは可能なのです。



 そのため、この本では、すべてを「こう来たら、こう動く」という具体的な〈アクション(行動)〉に落とし込んでお伝えします。

「次に何をやるか」のアクションさえわかれば、仕事は必ず速くなります。逆に、次のアクションがわからないと、仕事は止まってしまうわけです。


 アクションベースで語られる方法論は、〈誰でも、今すぐに〉マネできるのが最大のメリット。「もっと頑張れば速くなる」といった精神論で語られるものとは、そこが違います。



 私も以前は皆さんと同じく、「仕事が速くなりたい」と願うごく普通のサラリーマンでした。


 孫社長が()(だい)のカリスマ経営者だから「仕事が遅い!」と怒られたわけではなく、ソフトバンクに転職する前の会社でも、仕事をため込んで上司によく注意されていたタイプだったのです。


 恥ずかしながら、仕事の速さにおいては、決して優等生とは言えませんでした。


 そんな私でも、ソフトバンク時代に孫社長をはじめとする世界のトップの仕事をそばで見て学び、その行動をマネたことで、今ではすっかり「仕事が速い人」の仲間入りをできたのではないかと思っています。



 仕事が速くなるのに必要なのは、〈能力〉ではなく〈技術〉です。


 そして技術は、学べば誰もが身につけることができます。


 新人や若手でも、管理職でも、経営者でも、やるべきことの本質は同じです。


 この本で紹介する「仕事が速くなる技術」は、すべてのビジネスパーソンに役立つものと確信しています。


 今は悩んでいる人も、きっと変わることができる。仕事を速くすることで、公私ともに充実し、人生を豊かで幸せなものにできる。


 ぜひ、そう信じてページをめくっていただきたいと思います。


 この本が一人でも多くの方のお役に立てれば、著者として、これほど嬉しいことはありません。


三木雄信

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