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山川さん、黒斎さん、いまさらながらスピリチュアルって何ですか?
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生き方・教養
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はじめに [雲 黒斎]

『山川さん、黒斎さん、いまさらながらスピリチュアルって何ですか?』
[著]山川紘矢 [著] 山川亜希子 [発行]日本文芸社


読了目安時間:3分
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スピリチュアルが示す命の仕組みと幸せのあり方



 1990年代後半をピークに、本の売り上げも書店数もともに減少が続き、しっかり「出版不況」という言葉が定着した昨今において、なお、人文系で唯一売り上げを伸ばしているのが「精神世界」のジャンル。それにもかかわらず、このジャンルの複雑さゆえに、多くの書店の担当者が、棚づくりにアタマを抱えている。


 ひと言で「精神世界」と言っても、そのジャンルがカバーする範囲は非常に広く、宗教・心理・民俗学・自然科学・神秘主義・超常現象・心霊主義・願望実現・ヒーリングなど、さまざまな領域が交差し、その中身も、本格的な学術書から軽い読み物にいたるまで千差万別。売り場はあっても、明確なコンセプトもまとまりもなく、バラバラな感じで本が並ぶ店も多い。


 一方で、詐欺まがいの金儲けやカルト教団など、いかがわしく()(さん)(くさ)いイメージもつきまとい、「精神世界」「神様」「スピリチュアル」と聞くだけで拒否反応を示す人も少なくない。そんな特異なジャンルにおいて、魅力的な売り場をつくるには……。


     *


 一般の方々はほぼ目にすることはないであろう出版業界の専門紙で、昨年末、こんな内容の記事が大きく取り上げられていました。



 ()しくも「出版不況」同様、1990年代後半あたりから瞬く間に広まり、いまやすっかり日本にも定着した「スピリチュアル」という単語。なんとなくの語感は感じられるものの、その言葉が指す明確な意味は、やはり(あい)(まい)()()としたままです。


 おそらく、本書に興味をもち、手にとってくれた皆様においても、「スピリチュアル」という言葉に人それぞれの解釈があり、その解釈にも少なからずの相違を認めることとなるでしょう。


 それもそのはず、実はいま現在、この「スピリチュアル」に当てはまる日本語がなく、明確に訳すことができないままなのです。


 そのため文脈によってさまざまな意味で語られることになり、ただでさえ複雑だった「精神世界」に、さらなる混乱を招いてしまったようにも見えます。


 実際、書店の「精神世界」コーナーを前にして、自分が、どの本を手にすればよいのか、迷ってしまったことがある方も多いのではないでしょうか。



 今回、そんななか、ここ日本において30年以上も前から、海外のスピリチュアル系の名著を紹介され続けてきた翻訳家、山川紘矢・亜希子ご夫妻との対談という貴重な機会をいただき、「いまさらながら、このスピリチュアルとは何なのか?」ということを軸に、自分たちの人生を振り返りながら、命や幸せについてのお話をさせていただくことができました。


 僕とは30以上も年上となる人生の大先輩のお話に、多くの刺激をいただきました。なかには、好き嫌いや解釈・理解の相違もありましたが、そういった見解の違いもまた、お楽しみいただければと思います。



 もちろん、ここでの話の趣旨は「スピリチュアル」という言葉の定義を確定することではありませんし、そうできるものでもありません。


 あくまで僕たち3人の個人的な捉え方や、経験談、体験談を語っているにすぎませんが、その話の中にある、「私たちの本質」や「幸せの見いだし方」などといった内容を、「生き方」もしくは「()き方」における参考のひとつ、気づきのヒントにしていただければ幸いです。


2015年5月

(うん) (こく)(さい) 




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