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塩分のとりすぎがあなたの体をむしばむ
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1 なぜ塩をとりすぎると高血圧になるのか?

『塩分のとりすぎがあなたの体をむしばむ』
[著]済陽高穂 [発行]PHP研究所


読了目安時間:3分
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──高血圧が続くと動脈硬化が進行して寝たきりや突然死も……



 塩の過剰摂取でまず思い浮かぶのが高血圧です。血圧が高めと指摘されたことがある人は、塩分の少ない食事を心がけるよう指導された経験があるでしょう。


 血圧とは血管壁にかかる圧力のことです。私たちの全身には血管が張り巡らされていて、その中を流れる血液が酸素や栄養素など、私たちが生命維持に必要とするものを全身の細胞に運搬しています。


 この血液を全身に送り出すポンプの役目を担っているのが心臓です。体を動かしているときや感情が高ぶっているときは、細胞が酸素や栄養素をたくさん必要とするので、血管を流れる血液の量が増えて血圧は上昇します。逆に安静にしているときは、それほど必要としないため、血圧は下がります。


 塩が血圧を上昇させるのは、ナトリウムイオンの数が増えると分子の運動が盛んになり、水分を集める性質があるからです。塩をたくさんとると体内に水分をため込むことになり、全身を流れる血液の量が増えて血圧が上昇します。食事以外にも、気温、ストレス、臓器からの指令など、さまざまな要因で血圧は変動します。常に上がったり下がったりを繰り返していますが、健康な人は一定の幅の血圧を保つようコントロールされています。


 塩分の過剰摂取などで血圧が高い状態が続くと、血管壁が傷つき、動脈硬化が進行して脳血管疾患や心筋梗塞のリスクが非常に高くなります。


 脳血管疾患は寝たきり、心筋梗塞は突然死を招きます。小さな脳梗塞を繰り返すことで発症する認知症もあります。生き生きと健康的に長生きしたいのであれば、血圧が高くなりすぎないよう気をつけたほうがいいのです。


 理想的な血圧は、収縮期血圧が120〓Hg未満、拡張期血圧が80〓Hg未満です。一般的には、収縮期血圧が140〓Hg以上、もしくは、拡張期血圧が90〓Hg以上になると高血圧と診断されます。高血圧は数値によって「軽度」「中等度」「重度」に分けられています(次参照)。基本的に、血圧は加齢とともに上昇しやすいため、65歳以上という「年齢」が危険因子となります。



 また、喫煙する人や肥満している人、健康診断などでメタボリック・シンドロームと指摘されたことがある人は、高血圧が重症化する危険性が高いので、いますぐ生活習慣を見直すことをおすすめします。


 あなたの血圧はどのくらいですか? もし知らないのであれば、まず血圧をはかってみましょう。第4章に自己測定のやり方を掲載しています。


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