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人もお金も引き寄せる 伝え方の魔法
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生き方・教養
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01 伝え方をちょっと変えるだけで結果は大きく変わる

『人もお金も引き寄せる 伝え方の魔法』
[著]安達元一 [発行]すばる舎


読了目安時間:6分
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誰でもマネできる小さな習慣で、人にもお金にも恵まれる



 どんな仕事をしていても、「人に可愛がられるスキル」はすごく大切です。

「あの人とまた会ってみたい」「次もあの店員さんから買いたい」「もう一度あの人と仕事をしてみたい」、そんなふうに可愛がってもらえると、多くの仕事が回ってきますし、チャンスにも恵まれるようになります。


 もちろん、そんな人は、まわりの誰からも応援されるようになりますし、なにか困ったことがあった時にも助けてもらえるようになります。将来、出世しやすくなるでしょうし、収入も安定的に増えていくことでしょう。



 私が長らく携わったテレビ業界、とくに放送作家にとっても、「人に可愛がられること」は必須のスキルと言っても過言ではありません。


 世間一般のイメージで言うと、放送作家には「企画力」や「文章の上手さ」が最も重要と思われているかもしれませんが、そんなことはありません。


 それよりも、相手から可愛がられるかどうかが大切なのです。


 実際に私のまわりにも、企画書を全然書けない、台本を書いてもまったく面白くないのに、まわりから可愛がられることで、ひっきりなしに仕事が舞い込み、売れっ子になっている放送作家がいます。


 彼はいったいなにが違うのでしょうか?


◆伝え方ひとつで人にもお金にも好かれる



 まわりから可愛がられる人、なぜかいつも煙たがられる人、その違いは、ズバリ「伝え方」です。


 違いと言っても、大きな違いではありません。よく見ないとわからない、ちょっとした違いです。言われてみると、「なーんだ、そんなことか」と拍子抜けするような、誰でもマネできることなのです。


 先ほどの売れっ子放送作家も、なぜ可愛がられ、仕事がひっきりなしに舞い込んでくるかというと、相手を気持ちよくする、ちょっとした「伝え方」の技術を使っていたからなのです。


 実際にあったシチュエーションをご紹介しましょう。



 ある日、某テレビ番組の会議が終わったあと、プロデューサーがその放送作家を誘いました。


「今度の日曜なんだけどさ、ゴルフ行ける?」



 いかがでしょう? どうやって答えればいいのでしょうか?


 プロデューサーと仲良くなれば、仕事もしやすくなりますし、いい仕事が優先的に回ってきやすくもなります。正直、願ってもないチャンスです。断る理由など、どこにもありません。「はい、喜んで!」と答えるのが普通なのかもしれませんが……あなたならどう答えますか?


 その放送作家は、こんなふうに答えるのです。


「今度の日曜日ですか? あいにくスケジュールが入っているんですが、ほんのちょっとだけ待っていただけますか?」



 そう言いながら、会議室から廊下へ出ていきます。スケジュール帳を開き、携帯でどこかへ電話をかけている素振りです。


 そして再びプロデューサーのいる会議室へ戻ってきて、こう言うのです。


「……スケジュール、空けました! ぜひ連れて行ってほしいので、なんとかしました!」



 もうお気づきだと思いますが、本当はスケジュールなんてガラ空きです。


 でもそれを、正直に伝える必要などありません。たとえガラ空きでも、もったいつけて言うのがポイント。〈あなたのためになんとかした〉という「小さな恩」を売ることが出来ますし、プロデューサーは「俺のためにそこまでしてくれるとは、なんて可愛いヤツだ」と感じるわけです。


◆伝え方を変えれば、評価も変わる



 でも中には、そんなまどろっこしいやり方をせずに、「はい、喜んで!」とストレートに伝えた方がいいのでは? と思う方もいるかもしれません。



 結論から言うと、それは違います。自分という存在を安売りしてはいけません。


 誘われた時に、もし「はい、喜んで!」と即答していたら、プロデューサーは「あれ? コイツは才能がないから暇なのかな?」と思ってしまうかもしれません。いつでも時間の都合がつく人、時間が有り余っている人は、とても優秀とは評価されませんよね。



 ちなみに、超一流エステティシャンの、たかの友梨さんには、こんなエピソードがあります。


 サロンを始めたばかりの頃、1週間に数人しかお客さんがいないのに、お客さんの希望する予約の日をわざと断っていたと言います。なぜでしょう?


 ここという日を決め、その日にあえて数人のお客さんを集中させることで、「ここは繁盛している〈人気サロン〉なんだ」と思わせたのだそうです。


 誰だって閑古鳥が鳴くところよりも、なかなか予約が取りにくいサロンの方に行ってみたいですよね。


「多少お待たせするかもしれませんが、この日でしたら、どうにか予約できます」

「じゃあ、それでお願いします」



 おそらく、こんなやりとりがあったのかもしれません。



 ゴルフに誘われた売れっ子の放送作家も、サロンの予約の場合も「本当は忙しいんだけど、あなたのためになんとか時間を作りました!」という姿勢で「小さな恩」を相手に感じさせたんですね。


 その結果として、可愛がられる放送作家に、また行ってみたいと思われるサロンになったわけなんです。


◆特別感を演出する



 実はこの手法、あなた自身も「恩を売られる側」として体験したことがあるはずです。思い当たるフシはありませんか? 


 ヒントは、「家電量販店」です。そう、家電量販店での「値引きのやりとり」です。あなたもこんなふうに言ったことがあるでしょう。


「お兄さん、もう少し安くしてくれない?」



 その時、店員のお兄さんは、しかめっ面で電卓を見つめながら、なにやら思案していたはずです。


 ところが、値引きの額など最初からある程度は決まっているんですね。イエスかノーか、本当は即答出来るはずの簡単な答えなのです。


 でも店員さんは、即答なんかしません。もったいつけて時間をかけて電卓を叩いたり、あるいは「私が上の者と掛け合ってみます。少しだけお待ちいただけますか?」とか言いながら、一度バックヤードに消えていきます。


 そして戻ってくると、先ほどよりちょっとだけ安い金額を提示して


「今回は特別に頑張りました。これがギリギリの値段です!」



 と言うわけですね。


 こう伝えられたあなたは、さぞかし心地よかったでしょう。「この店員さん、いい人だな」と感じるでしょうし、次も同じ店員さんから買いたいと思うでしょう。


 まさに、この店員さんも「人から可愛がられる伝え方」が上手なんですね。


〈日常生活での応用〉


 実は最初からOKなのに……

・本当はダメなんですけど、いつもお世話になっているのでOKにします!

・それは難しいな~、でも私がなんとかします!

・疲れてるんだけど……まあいっか、お前のために行こう!

・え~ダメだよ、でも今回だけは特別だよ!


魔法01


 相手にあなたのために〈頑張った〉を演出してみる



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