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「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法
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生き方・教養
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1 劣等感があると振り回される

『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』
[著]大嶋信頼 [発行]すばる舎


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◆誰にでもいいように利用されてしまう……


「私は人から振り回されてしまう」とか「私は人からいいように利用されてしまう」と思ったら、それが暗示となって実際に人から振り回されたり、利用されたりしてしまう。


 この暗示は「自分の頭で考えてしまうこと!」と普通の人は思っているのですが、実際には、脳のネットワークを通じて、「周囲の人の思考」が〈入れられている暗示〉だったりするわけです。


 支配する人(振り回す人)が、「この人は他人に振り回されやすい!」と思った瞬間にそれが脳のネットワークで伝わってきて、「私はこの人に振り回されちゃう~!」と自己暗示に変換される。その結果、暗示にかかって相手に振り回されるようなことを言ってしまったり、行動してしまうのです。


 もっとストレートに言ってしまえば、「自分に対する否定的な考えはすべて他人の脳から伝わってくる否定的な暗示!」ととらえてしまえば間違いありません。


 そのように割り切って、否定的な考えをすべて排除してしまえば、自分らしさを取り戻し自由になることができます。



 家の片付けのことを想像してみてください。

「これはいるもの? いらないもの?」と吟味して判別していると、なかなか片付けが終わりませんね。


 いっそのこと「すべていらないもの!」にしてしまったほうが簡単にきれいでスッキリできます。このように、自分に対する否定的なメッセージがわいてきたら、「脳のネットワークから暗示を入れられている!」と、否定的な思考はすべて〈自分のオリジナル〉ではなくて、〈他人からの暗示〉と考えてしまいましょう。


 そして暗示は支配する人たちに取って都合のいい状態をつくり出すもの。その逆の暗示を自分にかけてしまえば、〈支配されない自分〉が簡単にできあがるのです。


◆お局様に逆の暗示を入れる



 そんな説明を「会社のお局様にいいように振り回されてしまう」という悩みを持った女性にしたことがありました。


 その女性に、お局様と一緒にいるときに「いつも私ばっかり嫌な仕事を押しつけられる!」と思ったら、「これは脳のネットワークだ!」と意識してもらい、その「逆の暗示」を自分に入れるようにしてもらいました。


 心の中で「意外と私って楽な仕事が回ってくるよね~!」と唱えるのです。


 すると、お局様からのイライラ感をさっきまでビリビリ感じていたのに、感じなくなりました。さらに、いつもつっけんどんだったお局様がフレンドリーに話しかけてくるようになったのです。


 話をしているときに「今、ちょっとなれなれしくしすぎて、お局様から嫌われたかも!」と不安になります。


 そんなときも女性は「これも脳のネットワーク!」と思って「意外と、私って人懐っこいのよね!」と自己暗示をかけてみます。


 すると、先ほどちょっとイラッとした表情を見せたお局さんが笑ったのです。



 女性はこの自己暗示を繰り返していると、いつの間にか〈お局様〉と心の中で相手のことを呼ぶのをやめていて、「●●さん」と名前で呼ぶようになっている自分に気づきました。

「あー! もう支配されなくなったんだ~!」と嬉しくなったそうです。


◆「いつも私ばっかり」から解放される



 脳のネットワークを通じた他者からの暗示の特徴は、〈断定〉や〈決めつけ〉です。

「私は●●が苦手だ!」とか「周りの人の会話についていけない!」は〈断定〉や〈決めつけ〉が入っています。


 この他者からの暗示を中和するために〈断定〉と逆の言葉を使うと、暗示から自由になれます。


 そこで、その女性は「意外と」という言葉を使って暗示を中和して、支配の呪縛から自由になっていきました。


「私って、疲れやすいのよね!」と思ったときに、「あ! この思考って〈断定〉だから脳のネットワークだ!」と気づき、「意外と私って元気よね!」と頭の中で暗示を中和すると、さっきまでだるくてしかたなかったのが、みるみる元気になっていきます。

「疲れやすいからジムに行くことができない!」と思っていたのに、暗示が解けると自動的にジムの方向に足が向いていきます。そして、何も考えずに運動して頭がすっきりして帰ってみると、だるさはまったくなく、心地いい疲れを感じているのです。

「自分には時間がない!」と思って、いつも忙しく動き回っていたのに、「意外と時間ってあるのよね~!」と暗示を中和すると、目の前に何も予定が入っていない時間がある。「本当に時間があった!」とビックリ。

「この時間で好きなことができるかもしれない!」と思ったら嬉しくなってきます。


 暗示を中和してそこから抜け出してみると、暗示に縛られていたときはものすごく不自由だったんだな! ということに気づきます。


「いつも人のことばかり考えて、頭に浮かんでくる不安や怒りに振り回されていました。それが脳のネットワークを通じて他者から流されてくる暗示なんだ、と考えるだけで、これだけ自由になれるんですね!」


 と女性が笑顔で話してくれました。


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