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役員になる人は知っておきたい 出世する課長の仕事
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ビジネス
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01 出世する課長は何が違うのか?

『役員になる人は知っておきたい 出世する課長の仕事』
[著]安藤浩之 [発行]すばる舎


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◆出世する課長と出世しない課長の「7つの差」



 出世する課長とはどんな課長なのでしょうか?


 以下、出世する課長と普通の課長の違いを説明しましょう。


①「これから何ができるか」を考えている


 第一に、出世する課長は新たな期待や要請があるから出世すると考えています。


 一方、普通の課長は年齢や経験年数から見てもそろそろ出世する時期だと考えています。


 たしかに、今までは年齢や経験年数によって資格や等級が上がっていたかもしれません。しかし、これからは異なります。会社の社長や役員は、皆さんが今まで何をしてきたのかではなく、これから何ができるのかを見ているのです。皆さんは周囲の期待と要請があって課長になるのであって、課長イコール出世ではないのです。


②社会的リーダーシップがある


 第二に、出世する課長は「社会的リーダーシップ」を通じて社会に貢献することを考えています。


 一方、普通の課長は「対人的リーダーシップ」を通じて部下に貢献することを考えています。一般に、リーダーシップと言うと対人的な影響力と定義されています。


 ここでは、社会的リーダーシップと分けるために、対人的リーダーシップとあえて呼ぶことにしましょう。課長は部下を通して仕事をするのが役割ですから、自分の持てる力(対人的リーダーシップ)を使って部下に貢献するのは当たり前のことです。しかし、これでは普通の課長にとどまります。


 次に、多くの会社の創業者に目を転じてみましょう。彼らは社会に貢献することを考えて会社を創業しています。


 この社会に貢献する力のことを社会的リーダーシップと呼ぶことにしましょう。企業は公器であり、私企業であっても社会に貢献できなければ存続することはできません。会社の社長や役員は、皆さんが対人的リーダーシップにとどまるのではなく、社会的リーダーシップを持っているのかを見ているのです。


③矛盾の解消に積極的である


 第三に、出世する課長はさまざまな矛盾を解消することに動機づいているのに対して、普通の課長は矛盾から逃げようとします。


 会社の中にはたくさんの矛盾があります。品質なのかコストなのか、利益なのか顧客第一なのか。一見すると、相容れない指針のように見えますが、こうした矛盾を紐解き、メンバーに対して明確な指針を与えることができます。


 普通の課長は、その時々で指針を曖昧に使い分けるため、メンバーは右往左往することがあります。課長自身、どうしたら良いのかわからないからです。会社の社長や役員は、あなたが矛盾を解消することに動機づいているか否かを見ているのです。


④職場を経営する


 第四に、出世する課長はマネジメントを「職場の経営」と考えているのに対して、普通の課長は「部下を管理すること」と考えています。


 マネジメントを部下の管理と考えると、職場は次第に保守的になります。結果として業績達成がおぼつかなくなります。後述するように、課長は経営の一翼を担っており、会社の社長や役員は、あなたが職場の経営者として自覚し、正しく業績達成できるか否かを見ているのです。


⑤人格でリーダーシップを発揮する


 第五に、出世する課長は「自分の人格」でリーダーシップを発揮しているのに対して、普通の課長は「役割意識」でリーダーシップを発揮しようとします。


 リーダーシップという力がマネジャーとメンバーの間の相互作用によって発揮されるものだとすると、メンバーはリーダーの人格に魅力を感じ、影響を受けることでしょう。


 よって、役割という名の衣を着て、いつもと異なる自分を演じようとしても、うまくいくものではありません。衣の下にある素の自分がメンバーには見えてしまうものです。


 ついては、衣を脱いで、等身大の自分を見せ、自分自身の人格でメンバーと向き合うことのほうが大切です。会社の社長や役員は、皆さんのリーダーシップの発揮の仕方を見ているのです。


⑥自分のことを理解している


 第六に、出世する課長は自分には何ができて、何ができないのかを知っているのに対して、普通の課長は自分のことを理解していません。


 そのため、自分のことは棚に上げて部下に能力向上を迫ったり、部下のできない姿を見ると(いら)()ち、部下から仕事を取り上げて自分でやってしまったりします。部下の能力向上の機会を奪っているのは自分自身であることに気づいていません。会社の社長や役員になれる人は、自分の能力の限界を知っているものです。


 人は一人では何もできないものであり、いろんな人の支えによって職場は成り立っています。このことに気づけば、自分を含めてメンバーの強みに目を向け、その強みを活かす機会をメンバーに提供するものです。


 会社の社長や役員はあなたがそうした人の活かし方をしているか否かを見ているのです。


⑦出世だけを目的にしていない


 第七に、出世する課長はそもそも出世することを目指しているわけではないのに対して、普通の課長は出世することだけを目指しています。出世することが目的になっているため、今まで何をしてきたのかを社長や役員にアピールしたがります。


 一方、出世する課長は社会に目を向け、これから何をしていきたいのか、何をするべきなのかを語ります。社長や役員はあなたの話を通じて期待できる人材か否かを見ているのです。


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