『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』
[著]小川大介
[発行]すばる舎
◆テレビや家族の会話から生じた「何?」を逃さない
詳しくは次章から見ていきますが、図鑑や地図、辞書とは何のためにあるのでしょう。
これらはいずれも、知りたいことや確かめたいことがあったとき、開くものです。
だからこそ、生活の場の中心であるリビングに置くのがいいのです。
子どもは日々、生活のなかでたくさんの刺激を受けています。見るもの、ふれるもの、出会うものすべてが不思議でたまらず、世界は謎に満ち満ちています。子どもの頭のなかは「何?」「なぜ?」でいっぱいなのです。
テレビを観ていても、本を読み聞かせていても、「お母さん、これ何?」「どうして?」と、さまざまなことを口にします。