◆文章上手な子は「型」を知っている
さて、本格的な空想作文を書くにあたって、まず考えてほしいのは「構成」です。
起承転結という言葉があります。文章の構成法として昔から伝えられてきました。この構成法は今でも通用します。ほとんどの文章、ほとんどの物語がこのような作りになっています。
しかし、起承転結といっても、子どもたちには伝わりにくいでしょう。私は、子どもにわかるように、三段跳びになぞらえて、「ホップ、ステップ、ジャンプ、着地」と言い換えています。
文章を書くときには、この「型」を応用するとうまくいきます。
文章がうまくいかないとき、盛り上がらないとき、おもしろくならないとき、話がうまくまとまらないとき、この「ホップ、ステップ、ジャンプ、着地」の構成がうまくいっていないのです。