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やり直し・差し戻しをなくす できる人の準備力
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CHAPTER3 仕事のアウトプットイメージを共有する

『やり直し・差し戻しをなくす できる人の準備力』
[著]上阪徹 [発行]すばる舎


読了目安時間:14分
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1 アウトプットイメージを持つ意味



 準備ステップの三つ目は、アウトプットイメージを仕事の依頼者と共有することです。


 アウトプットイメージとは、最終的な仕上がりのイメージのこと。これが依頼者と受け手との間でずれていたら、仕事はうまくいきません。


 依頼者から、やり直し、差し戻しが命じられることになってしまいます。


 


 例えば課長から「部長と相談するためにデータのまとめがほしい」と書類づくりを命じられたとします。頑張って取り組んで提出したところ、課長の顔はすぐれない。


「こんなに細かいものを求めていたんじゃないんだよ。もっとざっくりでよかった。しかも時間がかかりすぎだよ」



 課長が求めていたのはA4用紙1枚程度のもっと簡単なものでした。


 ところが、受け手のアウトプットイメージは違っていた。A4用紙で5枚もあるような、もっと細かなものだったのです。


 もし最初から「A4用紙で1枚程度」というアウトプットイメージが理解できていれば、時間もかからずに課長が求めるざっくりしたものを提出できたでしょう。


 しっかりアウトプットイメージを共有しなかったために、こういうことが起きてしまったのです。



 ボリュームの問題だけではありません。プレゼン用のスライドを作るにしても、どんな雰囲気のデザインにするのか共有ができていなければ「こんなイメージじゃなかったんだよな」ということになってしまいます。



 イベントの会場探しのような仕事でも同じです。


 どんな場所、どんな雰囲気をイメージしているのか。価格帯はどうか。収容人数はどうかなどのすり合わせが必要です。



 商品企画などのアイデア出しでも同様です。

「とにかくどんなアイデアでもアトランダムに出せ」ということでなければ、どんなものを出してほしいのか、アイデアのイメージを依頼者は持っているはずです。


 口頭でいいのか、書面で出すのか。アイデアだけでいいのか、企画書まで付けるべきなのか。成果物の出し方もしっかり確認しておかなければなりません。



 基本的に仕事の依頼者は、仕事を出すときに「こんなものが上がってきてほしい」というイメージを持っているはずです。そうでなければうまく仕事を出すことができません。


 そのイメージをしっかり聞いておくことです。


 これが意外にできていない、もしくは理解が浅いことが多いのです。


 仕事の依頼者にすれば「このくらいはいわなくてもいいだろう」と思っている。


 受け手は「きっとこうだから、大丈夫だろう」と思い込んでしまう。ところが双方の描いていたアウトプットイメージは、まるで違っているものだったりするのです。

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