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やり直し・差し戻しをなくす できる人の準備力
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CHAPTER7 人に話を聞く――ヒアリング/インタビューの方法

『やり直し・差し戻しをなくす できる人の準備力』
[著]上阪徹 [発行]すばる舎


読了目安時間:15分
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1 話すより聞くことが重要なコミュニケーション力



 仕事の準備では、目的を確認するにも、ターゲットやアウトプットイメージを共有するにも、仕事の依頼者とのコミュニケーションが極めて重要になります。


 ここで重要になるのが聞く力です。聞くことで私たちは多くを得ることができる。



 私のような書く仕事の場合、聞くことで得られる内容が文章の素材になります。


 文章はそれほどうまくなくても素材が魅力的であれば、十分に読者を惹きつけるものになると私は考えています。これが逆だと、どうにも寂しい話になりかねません。


 そんなわけで、人に話を聞くということに、私はかなりのこだわりを持って今も取り組んでいます。


 アウトプットのための準備力を求めている、読者のみなさんの少しでもお役に立てればということで「ヒアリング/インタビュー」の章を設けることにしました。



 まず、人に話を聞くときには、大事な心得があります。「話を聞かせてくださってありがとうございます」という感謝の気持ちです。この心得をしっかり持っているかそうでないかを、話を聞く相手は実によく見ています。心得のない人には残念な気持ちが湧きます。逆に心得を持っている人には「話してやろう」という気になります。


 依頼者から仕事の詳細について話を聞くときも、情報を得るために社内外にインタビューに行くときも、感謝の気持ちを持って臨まなければなりません。


 その気持ちは立ち居振る舞いを通じて、しっかり相手に伝わるからです。



 そもそも、今はみんな忙しい時代です。話を聞く側は「30分や1時間くらい」と思っているかもしれませんが、時間を取られるほうは極めて貴重な時間なのです。


 貴重な時間をもらっているのだ、ということに気づくと行動が変わっていきます。


 相手に無駄な時間を一切使わせまいと思うようになる。


 約束時間ぴったりにインタビューを始めようと考える。


 しっかり準備をして、相手にも納得のいく時間にしてもらおうと思う。


 自分の時間を大切にする人は、相手の時間も大切にできる人です。自分の時間を大切に思うなら、相手の時間も大切に思う必要がある。


 たったこれだけの心構えの違いで、ヒアリング/インタビューはまったく違うものになると私は思っています。


 実際私はよくこう口に出して、取材を始めます。


「今日は貴重な時間をいただいて、ありがとうございます」



 こういわれて、悪い気分になる人はいません。時間を大切にしている人であれば、なおさらです。話を聞かせてもらっている感謝の気持ちとともに、大事にしなければならない心構えだと考えています。



2 話しやすい場作りを意識する



 心構えとしてもうひとつ。


 私はヒアリング/インタビューというのは、極めて難しいものだという意識を常に持っています。

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