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あなたの「そこ」がもったいない。
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01「大丈夫です」を「ありがとう」に変えてみて

『あなたの「そこ」がもったいない。』
[著]菊乃 [発行]すばる舎


読了目安時間:6分
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◆「大丈夫」が口グセになってない?



 何年もパートナーがいない方ほど、いろんなことを1人で解決しようとしがちです。


 趣味の映画、ランニング、読書、買い物……自己完結してしまいます。私自身、過去に散々、「スキがないんだよ」「マジメすぎるんだよ」と言われました。


 相手の言わんとしていることはわからなくもないのですが、スキがない、マジメすぎと言われても、どうしたらいいかわかりませんでした。


 


 ここで質問です。コピー機の紙がなくなってしまいました。コピー用紙のストックは重くて、離れたところにあります。そこへ通りがかった男性が「手伝おうか?」と声をかけてくれました。あなたならどうしますか?


①笑顔で「ありがとう」と言ってお願いする

②「大丈夫です」と断る



 私は②でした。むしろ、力持ちアピールさえしていました!


 自分でやることがいいこと、相手にやらせたら悪いと思っていたのです。


 男性にやってもらう女性も身近にいました。男性が「手伝おうか?」という前に自分から「手伝って」という女性がいるのも知っていましたが、自分とは別人種と思っていたのです。私と同じように、「男に甘えるのは、軽い女ってイメージがありました」「女を使っていると思っていました」「男の傘下に入る気分だった」と、社会的に自立したしっかりした女性もそう言っていました。「手伝って」と言うことにあまりよくないイメージを持っていたのです。


 皆さんも同じように、「やろうか?」「手伝おうか?」という申し出を、

「大丈夫です」と断っていませんか? 


 でも本来は、相手にやっていただくべきなのです。あなたが努力するのは腕力ではなく、笑顔とお礼。「大丈夫です」というのは、今後はブス用語だと思って封印してください。


 しっかりしたマジメな女性は、甘えちゃいけないと思いがちです。よかれと思ってやることが、不本意にも男性の活躍の場を潰し、心も粉々に砕いてしまうのです。次節の具体的なシチュエーションに沿って、男心を破壊してしまう様子を追ってみましょう。


◆マジメなあなたの男性とのデート



 ある男性を友だちから紹介されて2人で会ったとします。相手の男性はあなたの家のそばを待ち合わせ場所にと提案してくれました。あなたは悪いなと思ってマジメに、「いいよ。中間地点で」と移動距離が平等になるように申し出ます。相手の移動距離は数分短くなり、あなたの移動距離が数分伸びました。

×(男心)家のそばまで行くという優しい気遣いを断られた



 デート当日。彼が選んでくれたお店に到着しました。あなたは共通の話題を探そうとして「ここ来たことあるよ」と言いました。

×(男心)「誰と来たんだろう」→店選びで失敗した気分になった



 お店に入り少し落ち着いたところで、お互いに自己紹介をしました。彼は自分の仕事について説明します。最近入社した部下の話になりました。

「言ったことしかできないし、扱いに困っているんだ」「そういう子いるよね。私のところにもいたけれど、1年もしたら考えて動くようになったわよ」と、あなたは仕事のアドバイスをして問題解決を手伝いました。

×(男心)社内での自分の立場を示し、「すごいね!」と関心されたかったのに仕事のアドバイスをされて面目丸潰れ



 料理が出てきて、彼がトングに手を伸ばしかけた時、あなたはそれを奪って取り分けます。彼のグラスが空いたのを見逃さず、「次は何を飲む?」「あ、ありがとう。ビールかな」と言うやいなや、あなたはサッと手をあげて店員を呼びました。

×(男心)自分よりリードされてしまった



 食事も終わりお会計に。彼は「ここが僕が」と言うと、あなたは「いいよ、いいよ。いくら?」と強く申し出て割り勘になりました。

×(男心)「ごちそうさま」と喜んでもらいたいのに割り勘だった



 いかがですか。1つぐらいは思い当たる節があったかもしれません。男女は平等ですが、まともな男性は女性の前でいい恰好をしたいのです。頼られる男でいたいのです。だから、活躍する場面を潰す女性はどんなに美人でもイヤなのです。移動距離が数分短縮することなど喜びません。あなたに笑顔で「ありがとう」「助かるな」「さすが!」と言われたほうがうれしいのです。


◆お願い上手になるために



 私はご相談者の方に、「手伝って」と言うようにお伝えしています。


 そのイメージトレーニングとして、駅でコインロッカーに荷物を預けようとする場面を考えてみましょう。コインロッカーは100円玉しか使えません。その時あなたの財布に50円玉が2枚とお札しかなく、100円玉がなかったらどうしますか? 駅の売店で何か買ったり、駅員にお願いして両替してもらいますか? 試しに、通りすがりの方に声をかけて事情を話して50円玉2枚を100円玉1枚に交換してもらってください。急いでいる方以外は、たいてい財布を開けて100円探してくれます。


 あなただって逆の立場ならこのぐらいのお願いは聞くでしょう。

「私のことを丸ごと受け入れて」という重いお願いじゃなくて、50円玉2枚を100円玉に交換するという軽いお願いです。


 マジメな元優等生に多いのですが、人のお世話をする仕事の方は、面倒を見ることにやりがいを感じています。


 あるご相談者の方も、人の手伝いは好きだけれど「手伝って」とお願いするのはとても苦手だったそうです。でも、職場で重いものを持ってもらうのをお願いするようにしたら、仕事が楽になったと言います。結果的に、前から知り合いだった年下の男性とお付き合いすることになりました。


 人に「手伝って」とお願いをするのは、やったほうがいいというレベルではなく、やるべきことです。仕事でも「できる」と言われる女性は、任せるのが上手ではないでしょうか。


 


 別のある女性も以前は「気が利かない」と思っていた後輩がいたそうです。「運ぶの手伝って」とお願いして、手伝ってくれたらお礼を言うようにしたところ、気が利かない後輩のほうから「運びますから置いておいてください」と言うようになったそうです。相手が気が利かないのではなくて、自分が「手伝って」とお願いしていなかったのですね。仕事も楽になったそうですよ。


 言わなくても察してくれる、わかってくれる男性は少女漫画や恋愛ドラマの中ぐらいにしかいません。存在しない妄想王子を探すのではなく、普通の男性を「察しない気が利かない男」扱いするのではなく、あなた自身がどうしてほしいのかを伝えられる女性になりましょう。


Advice


自分から「手伝って」と言ってみて

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