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言葉よりすごい! 超コミュニケーション術
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生き方・教養
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PART5 動作でアクティブコミュニケーション

『言葉よりすごい! 超コミュニケーション術』
[著]川島冽 [発行]すばる舎


読了目安時間:11分
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1 自然に出る動作こそココロの表れ


◆言葉よりストレートな動作からのメッセージ



 メッセージを作り出すがらだの動きは、これまで紹介してきたアイコンタクトや表情だけではありません。他にもいくつかあるのですが、ここでは目に付きやすく、かつ比較的読み取りやすいからだの動き(ジェスチャー、動作)とかたち(姿勢)について考えてみましょう。


 動きには、こぶしを上に突き上げて「よっしゃあ!」というように直接的メッセージを発するケースと、ポケットの中の小銭をいじってイライラを示すような間接的メッセージがあります。これらはともにコミュニケーションの一部であり、言語や非言語のメッセージと結合して、意思や感情、心理状態を表現します。


 ここで、おもしろい落語の「こんにゃく問答」を紹介しましょう。


 諸国行脚の雲水がある寺に立ち寄り、住職に禅問答を申し入れます。ところが、住職は禅問答が大の苦手。だが断ることはできないし、もし負けたら雲水にお寺を乗っ取られてしまうことに。困った住職はこんにゃく屋の六兵衛に代理を頼み、雲水と対決してもらうのです。


 禅問答といっても、この2人のやりとりはすべてジェスチャーで行なわれます。まず雲水は両手を広げて10本の指を見せます。「十万世界は何によって保たれているか?」という質問です。これを六兵衛は「こんにゃく10丁の値段はいくらか」と解読し、「500文だ」と答えるつもりで、片手5本の指を広げます。雲水は「五戒で保っている」と解読し、恐れ入ってしまいます。


 気を取り直した雲水は、ふたたび問答をしかけようと3本の指を出します。「三尊の弥陀はいずこに在るか?」の問い掛けです。これを六兵衛は「こんにゃく10丁を300文にまけろだと? 冗談じゃねぇや」と解読して、「あかんべぇ」をします。雲水は「眼の下に在り」とまたも誤読して負けを認め、寺から退散。六兵衛の怪我の功名が住職を救ったという一席です。

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