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元お笑い芸人ファイナンシャルプランナーが教える! 世界一笑えてわかりやすいお金の増やし方
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くらし
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「貯蓄は手取りの何割が鉄則?」の巻

『元お笑い芸人ファイナンシャルプランナーが教える! 世界一笑えてわかりやすいお金の増やし方』
[著]篠原充彦 [発行]イースト・プレス


読了目安時間:4分
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「はぁ、たまらない~。今月ピンチやなぁ」

「あっ、円太郎くん、おはよう」

「ピンチや~、ピンチ過ぎる」

「円太郎くん…?」

「おうっ、ハリセンの旦那!」

「時代劇の道行く男性かっ!」

「へぇ、すんません」

「それやそれ。ちゃうねん、どうしてん? さっきからピンチやピンチやってうなだれて」

「それが…、今月、金欠でピンチ過ぎるんですよ

「まだ、給料出たばっかりやのに!? 何に使ったん?」

「そんなに使ってないですよ~。お昼だって節約のために、毎日、手作りのおにぎりとタコさんウインナーだし」

「いや、よー作ったね」

「電車賃ももったいないので、毎朝4時30分に起きて、会社まで自転車で通勤してますし」

「ガッツあるね~! いや、ちゃうやん! それやったら、しっかりお金残ってるはずやん」

「あっ! もしかしてあれかなー?」

「なに?」

「時代劇のDVDをまとめ買いしたからかな」

「何本買ったん?」

「103本」

「それやー!!

「『桃太郎将軍』、『AZUKI』、『百一匹の侍』」

「いや、多いな! どんだけ侍おんねん!」

「『子連れで折り紙』」

「普通の話やないかい! どこが時代劇やねん! そんなことよりあかんでー。このままやったら、貯金でけへん生活になってまうでー!」


知らない間に年収分の手取り金額が口座に貯まる



 今回の円太郎くんのお金の使い方は別にしても、「いくら頑張っても貯金できない」「何に使っているのか把握できない」「なぜお金が貯まらないのかわからない」など、心当たりのある人は多いのではないでしょうか。


 実は貯金は、収入が多い・少ないにかかわらず、できない人はできないのです。


 実際に、私のところにも、年収1000万円以上の会社員が「貯金ができない」と相談に来ることがよくあります。


 では、なぜ、年収1000万円以上もの収入があるのに貯金ができないのでしょうか。それは、「好きなだけ使って、残った分を貯めよう」と考えているからです。この考え方では、お金は思うように残りません。



 英国のシリル・ノースコート・パーキンソンという歴史学者で政治学者が「パーキンソンの法則」という法則を提唱しています。

「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」という法則で、人間は、月収が20万円あれば、20万円使ってしまいますし、30万円あれば、30万円使ってしまいます。


 もし、月収100万円なら、100万円を使い切る生活水準になってしまうでしょう。いくら収入があっても、これでは貯蓄は望めません。



 それでは、貯金をするためには、どうすればよいのでしょうか。


 それは、「お金の仕組みを作り、それを習慣化」していくことです。


 具体的には、まず給与振込口座とは別に、もうひとつ口座を作ります。口座は、給与振込口座から自動的に積み立てる自動積立(自動積立定期貯金、自動積立定期預金)が便利です。その口座には、給料日の翌日に、給料の手取り収入の2割を自動的に積み立てる仕組みを作ります。たったこれだけのことです。


 その後は、その口座には、一切手を付けません。


 すると、5年後には、貯金額はいくらになっているでしょうか。


 なんと、年収分の手取り金額が、口座に貯まることになります。


 手取りの2割貯金を自動積立で5年間続けるだけで、忘れた頃に、貯金ができています。これが「仕組みと習慣」です。


 自動積立する貯金額ですが、独身の一人暮らしの人の場合は手取りの2割、実家暮らしの人は手取りの3割が理想です。


 結婚している場合は、世帯年収の手取りの2割を目指してください。


「はぁー、いかにも。習慣化することが大切でござるな、ハリセン殿!」

「…あ、ああ、そうやね、習慣にすることが大事やね」

「なるほど、御意!」

「時代劇が全然抜けへんやん、円太郎くん!」

「かたじけない」

「もうええわ!」



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