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言いたいことが言えない人 「恥ずかしがり屋」の深層心理
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生き方・教養
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III 自意識過剰

『言いたいことが言えない人 「恥ずかしがり屋」の深層心理』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


読了目安時間:18分
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自分自身が興味の対象



 自意識過剰の恥ずかしがり屋の人の関心の対象は、自分だけである。

 自意識過剰の人は自分というキャンバスに絵を描いている。しかし絵の才能はないと思っている。だから描いた絵を評価されるのは怖い。

 でも描きたいことはたくさんある。

 自意識過剰な人は、人とのかかわりができていない。相手とふれあっていない。

 かかわりあいのなかで自分は心地よいし、相手を居心地よくさせる。

 自意識過剰とは、運転をしていて、「あの建物(ビル)、私の運転をどう思っているかしら?」と気になって運転をしているようなものである。

 自己陶酔も同じこと。相手がいない。こういう人たちはコミュニケーションできていない。

 恥ずかしがり屋の人が助手席に座っていれば、運転をしている人は運転にだけ気をとられているということがわからない。だから、ペラペラと自分の自慢話をする。

 そして、その自慢話を運転している人がどう思うかを気にしている。


 自分と接触している人は、他人と接したときに自意識過剰にならない。

 恥ずかしがり屋の人は、自分が赤面しやしないか、うまく話せないのではないか、あがらないか、自分の体調がどうなるか、相手が自分をどう見ているかなど、自分のことばかり気にしている。

 自意識が自分の否定的な面に焦点を合わせる。

 人と話していても、声がうわずっている、背が低い、オンチ、力がない、すぐに疲れる、記憶力が悪い、などなど。

 恥ずかしがり屋の教授が講義をしているときには学生に関心がない。学生が自分の講義をどう評価するかしか関心がない。

 また、自分のイライラなどマイナスの感情を隠すためにエネルギーを使う。

 したがって、まえがきにも書いたように、恥ずかしがり屋の人は、ひとりで布団のなかでしゃべっているようなものである。

 しかし不満であることには変わりがない。

 だから、たとえばうつ病になる。

 親に甘えることができなかったのだろう。

 逆に親から甘えられてしまった。

 そこでいつでも言いたいことを我慢する。したいことをするのを我慢する。

 歌いたいのに歌わなかった。踊りたいのに踊らなかった。
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