読みたいトコだけ買える本。
犬耳書店
初めての方へ 記事一覧 無料登録 ログイン
0
-1
kiji
0
1
1131514
0
いつも「味方に恵まれる女」になる方法
2
0
63
0
0
0
0
生き方・教養
お気に入りとは?

お気に入りボタンを押すとお気に入りリストにこのページが追加されます。興味のあるページ・気になったページを後から確認するのに便利です。

お気に入り お気に入り
プロローグ

『いつも「味方に恵まれる女」になる方法』
[著]有川真由美 [発行]PHP研究所


読了目安時間:6分
この記事が役に立った
63
| |
文字サイズ


 あなたのまわりには、気がつくと、いつも「味方に恵まれる人」がいませんか?

 同じ職場、同じ友だち関係のなかにいても、
「あの人は、なぜか敵をつくらない。みんなから(した)われている」
「なぜか協力してくれる人が現れる」「なぜか失敗が許される」……。

 そんな人が必ずいるものです。

 そんな人は、いったいどんな人間関係のつくり方をしているのでしょうか?

 そんな人になりたいと思いませんか?


 でも、「味方に恵まれる人」になるために、二十四時間気をつかって魅力あふれた人になろうとしたり、話し上手になったりする必要はありません。

 必死になって「味方になって」「味方にして」とまわりにアピールすることもありません。無茶な努力をすることはないのです。

 ただひとつ、大きなポイントは、人を敵と見ないことです。

 まわりを観察すると、味方が多い人は、他人から攻撃されることがほとんどありません。たとえ攻撃されても、スッとかわすのが上手。

 つまり、「敵」をつくらない生活を送っているのです。そうすると、ただ敵がいなくなるだけでなく、ふしぎなことに味方がだんだん増えていきます。

 だから人間関係に悩むことがほとんどありません。

 さて、あなたはいかがでしょうか? まわりにいる敵と思われるようなやっかいな人たちや面倒な人たちに対して、思い悩んだり、不安を抱えたりして、多くの時間とエネルギーを()いているのではないでしょうか。

 きっと心当たりがあるはずです。

 そう、あの敵さえいなければ、または、あの敵が“いい人”になってくれさえすれば、毎日の生活はどれだけ平和で明るいものになることか……と思うことが。


 たとえば、あなたに、嫌味(いやみ)小言(こごと)で攻撃を仕掛けてくるあの敵。

 自分の都合ばかり押しつけ、あなたを振り回す敵。

 あなたの陰口を言い、仲間外れにしようとする敵。

 あなたのやりたいことの足を引っ張ろうとする敵。

 あなたの大切なものを傷つけようとする敵……。

 味方につけたい、と思う人がいる一方、あなたを責めてばかりいる身内の敵など、

 世の中には、なんだか面倒な「敵」が大勢いて、いつも私たちを(おびや)かしているように感じられるときもあります。

 あなたのストレスの大部分は、人間関係のゴタゴタが原因にあると、感じてはいないでしょうか。


 ここで大切なことを伝えたいと思います。

 それは、私たちは人間関係のために、生きているわけではないということです。

 人間関係はもちろん大切。でも、人間関係をよくすることが生きる目的ではないのです。

 あなたのまわりの「味方に恵まれる人」も、じつは人間関係にはサバサバしている人や、他人にとらわれていない人が多いと思いませんか?

 ところが多くの人は人間関係のゴタゴタに接して、「もうイヤ。でも耐えるしかないのね」と、ガマンしてイライラしたり、「あー、ムカつく〜!」などと怒って居酒屋やカフェでグチったり。

 逆に、「私、なんて(いや)なことを言ってしまったんだろう」とモヤモヤして休日を過ごしたり、「気分転換でもしなきゃ」と時間とお金をかけてストレス解消をしたりしているうちに、人生はあっという間に終わってしまうかもしれません。

 これでは、「味方に恵まれる人」からどんどん遠ざかってしまいます。


 また、人に嫌われることや、人とちがうことを恐れて毎日を送っていると、人生の方向性を間違ったり、道に迷い込んだりして、「ここはどこ?」「私はだれ?」ということになってしまいます。

 私たちが人間関係について思い悩んでいるとき、ほとんどは、人生の本来の目的を見失っているものです。

 まるで、山に登ることが目的なのに、(ふもと)のところの道のデコボコに「どうしたものか」と悩み、整備しようと四苦八苦しているようなもの。

 それでは、いっこうに目的地に到達できないはずです。

 そんなことをやっている場合ではありません。

 仕事や人生の本当のゴールは、別のところにあるのです。

 あなたが本当に悩むべき発展的な問題は、別のところにあるはずです。

 この本は、単に人間関係をよくするために書いた本ではありません。

 あなたが人間関係にできるだけつまずかず、また、つまずいても、すぐに立ち上がり、あなたが行きたい方向、明るい方向に人生を歩み進めていくための本です。


 かくいう私もかつて人間関係に悩み、ジタバタともがいていたことがありました。

 とくに、弱い立場にいる人間は、権力や立場のある敵の攻撃に対して、なす(すべ)がなく、相手への怒りだけでなく、自分自身を嘆くことで自分を傷つけてしまいます。

 人生のなかで人間関係ほど複雑で難しい問題はないと思っていたほどです。

 しかし、いろいろな職場で、いろいろな人と接していくうちに、人間関係を複雑に、そして難しくしているのは、じつは自分自身であることに気づいたのです。


 人間関係のほとんどは、それほど深刻になることでもなく、難しいことでもありません。

 あなたの限りある大切な時間は、夢や目標を(かな)えたり、幸せな時間を過ごしたりする本来の目的のために使うべきであり、人間関係はそれを助けてくれるありがたい「味方」として存在するはずなのです。


 あなたのまわりに、敵がいなくなり、「味方」が増えるようになると、どうなるでしょう?

 あなたは、人間関係に心を(わずら)わすことなく、毎日をご機嫌に過ごせるようになります。

 自分の意見を伝えやすくなり、ガマンしたり、流されたりすることが少なくなります。

 そして、「味方」になってくれる人たちの温かいサポートのおかげで、夢や目標を叶えやすくなるでしょう。

 敵ではなく、「味方」に恵まれるだけで、あなたは、あなた自身の力を伸び伸びと発揮して、いまよりもっと輝くようになるはずです。

 人は、まわりの人たちによって、輝くことができるのです。


 他人との争いや競争、比較なんて、一生を通してみると、それほど意味のある問題ではありません。

 人生は、もっと大きな世界との対話であり、自分自身への挑戦。

 他人のための人生ではなく、自分のための人生を歩いていくには、その「敵」にいちいち足を取られているヒマはないのです。

 味方に恵まれる人は、他人からの攻撃をサラッとかわすことができる人。

 そのあたりから、まずは話を進めていきましょう。

有川 真由美 
この記事は役に立ちましたか?

役に立った
63
残り:0文字/本文:2611文字
      この記事を収録している本
      レビューを書くレビューを書く

      今レビューすると30ポイントプレゼント! 今レビューすると15ポイントプレゼント! 犬耳書店で初めてのレビューはさらに30ポイント! ポイント詳細はこちら

      この本の目次