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タレントだった僕が芸能界で教わった社会人として大切なこと
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あとがき

『タレントだった僕が芸能界で教わった社会人として大切なこと』
[著]飯塚和秀 [発行]ゴマブックス


読了目安時間:4分
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 芸能界というきわめて特殊な世界を離れてから10年が経ちました。ちょうど、芸能界で経験を積ませていただいた期間とおなじ年月が流れたことになります。

 思えば、いろんな方と出会いました。みなさん純粋で、真面目で、とにかく熱く、優しかった。

 ……なんていっておきながら、正直、当時はまったく感謝なんてしてませんでした。あぁ、若さって本当に罪つくり。みなさん、ごめんなさい。この場を借りてお詫び致します。

 いまとなっては自分が芸能界にいたことが信じられないくらい遠い記憶となってしまいましたが、当時に教わったことは自分のコアな部分に間違いなく残っている──。今回、この本を書き上げてみて、心の底から思い知りました。
『芸能界での10年間がなければ、現在の自分はない』

 あらためて深く噛みしめることができ、その点においても僕自身にとって非常に有意義だったと思っています。

 それにしても、20年も前のこととはいえ、あまりにダメダメな「飯塚君」を自分自身で執筆するのは、精神的にきつかったぁ(笑)。

 でも、当時の「飯塚君」はな~んにも持ち得ていない非常に残念な存在でしたが、経験してきたこと、教えを乞うたことを忘れてはいませんでした。そのことだけは誇ってよいのかもしれませんね。



 当時を振り返ると、いろんなことが思い出されました。なかでも、一番印象に残っていたのは名物マネージャーの遠藤さんでした。

 初めて出会ってから20年以上が経ったんだなぁ。遠藤さん、もうすぐ還暦ですね。あの頃のパワーはいまもあるかな。

 あらためていいたいです。
「あの頃は本当にありがとうございました」

 いまにして思えば、遠藤さんからぶつけられた、すべてのメッセージにおける共通のキーワードは「自立」だったような気がします。まさに「自分」で「立て」ということです。

 そこには子供の成長を見守る親のような、深い愛情があったのでしょう。そして、
「どんなにおまえのことを思っていても、この業界は他人が手を差し伸べることができない。結局はおまえが自分の力で歩まなければならないのだ」

 そんな想いが一貫してあったように思えてなりません。



 芸能界って、いまでもやっぱり華やかに見えますし、当時の僕とおなじように夢を持って入っていく人もいっぱいいるでしょう。

 しかし、そのうちのほとんどの人は、僕とおなじように最終的には芸能界を去って、違う業界へと活路を見出すようになるのだろうと思います。あなたもそのひとりなのかもしれません。

 でも、決して忘れないでくださいね。

 自分が心底信じた夢へと向かって、一生懸命、かっこ悪くても努力を積み重ねていった、熱くて純粋な時間。それは将来、必ず役に立つのだということを。そのことを僕は証明したつもりですから。

 そしてそれは芸能界に限らず、どんな仕事もおなじです。夢を信じて、純粋に、一生懸命に努力を重ねたなら、それは将来、必ず役に立つのです。

 この本を読んで、ひとりでも多くの方に、
「よし、明日も頑張ってみるか」

 と思っていただけたなら、僕は本当に嬉しいです。



 今回収録したエピソードは、結果的に16歳から19歳までの3年間のものとなってしまいました。でも僕はそのあとも、通算して10年もの長いあいだ、芸能界で戦い続けました。なので、まだ半分もエピソードを語れていません。あと7年分の話が残っています。今回ご紹介したエピソードに負けないくらい、濃厚で、少し大人なエピソードが。

 もし機会に恵まれることがありましたら、その際には今回よりも少しだけ大人になった飯塚君を描いてみたいなって思っています。

 ん? 本当にオトナになったのか? 自信ないなぁ(笑)。

 いつかまた、みなさんと本を通じてお会いできることを信じています!

 (だって、山田君がその後どうなったか、知りたいでしょ!?



 なお、本書のエピソードに登場する芸能人の方々については、どこかで思いもかけないご迷惑をおかけしたりすることのないよう、イニシャル表記とさせていただきました。その他の登場人物の方々については仮名となっています。

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