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本当にコワい? 食べものの正体
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くらし
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4 着色料

『本当にコワい? 食べものの正体』
[著]中川基 [発行]すばる舎


読了目安時間:17分
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■使用量は世界基準で厳重に管理されている

■日本の約10倍の使用量を誇るアメリカでも、健康被害は出ていない

■天然色素のほうがむしろ問題を起こしている


●正体がよくわからないからコワいだけ



 一時期青色のコーラが発売された時、「こんな発がん性物質入りのコーラがよく発売できる!」だの、「うんちが青くなって怖い!!」なんて話が話題になりました。


 食品に色をつけるなんて不気味、着色料なんて発がん性がやっぱりあるんでしょ、という声はよく聞きます。


 もちろんそういう危険性のあるものは商品として販売できないのですが、そういった考えは着色料自体が「なんだかよくわからない」というところから来ているのは間違いありません。


 着色料にも合成着色料と天然着色料とがあり、こう書くと「合成が悪くて天然がいいんでしょ」……なんて安直な考えの人は、本書をここまで読んではいないかと思いますが、まずはツベコベ言わずに、一体何が使われているのか、それを知ることで見えてくるものがあるのではないでしょうか?


●もしも着色料がなかったら……?



 着色料とは、基本的に味には一切影響を与えず、色だけを変えるものです。


 そう言われると、「わざわざそんな不要なものを入れるなんて」と考える人もいるかもしれませんが、もしカニカマボコに赤い部分がなくて、白いのっぺりとした棒だったら「おいしそう」と思うでしょうか?


 また、バターのあのバターらしいほんのりとした黄色も、実は季節や牛のエサによって乳脂肪は色が変わるので、場合によっては漂白したかのような青みがかった真っ白ということもあります。真っ白なバターと黄色いバターでは、黄色いバターのほうがバターとして魅力的に見えますね。


 スーパーに並ぶタラコが、どす黒い茶色い状態なのを見て、「新鮮でおいしそう」と思う人は少ないでしょう。


 このように人間はおいしいかどうかという味覚のある程度を、視覚に頼っているのです。


 それは本来、「この果物は熟れたか、熟れてないか」といったことを見極めるために進化してきたためです。

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