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不安のしずめ方 人生に疲れきる前に読む心理学
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くらし
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一、自分の価値が脅かされる不安

『不安のしずめ方 人生に疲れきる前に読む心理学』
[著]加藤諦三 [発行]PHP研究所


読了目安時間:12分
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「世の中なんてくだらない」と突っ張る



 本章では、アメリカのカルト集団ヘブンズ・ゲイトの集団自殺を考えながら、自分の価値が脅かされたときに、自分たちだけの世界にひきこもる心理を考えてみたい。

 まず、「自分の価値が脅かされる不安」について、「自分の価値が脅かされるとき」とは、神経症的自尊心が傷つきそうなときといってもよいだろう。

 人は、「自分の価値が脅かされる不安」に脅えるときに選択を間違える。

 まず、第一に自分に嘘をつく。

 第二に、「こうあってほしい」というように現実を見る。つまり、現実をありのままに見るのではなく、現実を通して自分の心の中を見る。心理的には外化(がいか)という。

 第三に、「私は特別」と自分の独自性を主張する。

 自分の価値に不安なとき、うまくいっていない自分の価値を守るための第一の方法は、「うまくいっていない」ことを認めないことである。

 そして、「世の中なんてくだらない」と突っ張る。そして自分こそ価値ある人間だと言い張る。あるいは、自分が不幸なのに、幸せだと言い張る。つまり自分に嘘をつく。

 すると、とんでもない人たちばかりが周りに集まる。

 アメリカで、ヘブンズ・ゲイトというカルト集団が三十九人で集団自殺をした。

 ヘール・ボップという彗星(すいせい)が地球に来て、それにUFOがついてきて、それに乗って天国に行くと言っていたカルト集団である。
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