では、具体的にどのようにすれば、子どもに考えさせることができるのだろうか。
それは、日常生活の中で、ママが子どもに「YES」や「NO」で答えられない質問をしてみることだ。
言い換えれば、ママが子どもに、「なぜ?」「どうして?」という問いかけを頻繁にしてみるということだ。
次の調査結果を見ていただきたい。
◆Benesse教育研究開発センター「第一回子ども生活実態調査」(二〇〇四年調査から抜粋)
◎(小学生に)あなたは次のどのようなことが得意ですか、苦手ですか
・ものを覚えること……
得意=六一・九%
苦手=三七・〇%
・問題の解き方を何通りも考えること……