『笑う仕事術』
[著]菅賢治
[発行]ワニブックス
さて一方、今の『ガキの使い』のレギュラー放送でいうと、小さい子どもやおじいちゃんおばあちゃんがいきなり観たところで、たぶん面白さは伝わらないことでしょう。正直に言うと、面白さが伝わらなくても、それはそれでいいとも思っています。万人にウケるような笑いを目指しているわけではないからです。
笑いに関して心の琴線に触れる部分というのは、人それぞれです。『笑ってはいけない』においても全員が同じポイントで笑うとは限りませんし、世代によっても笑うポイントは違うことでしょう。ボクらからしてみれば「何が面白いんだよ?」ということで中学生、高校生がゲラゲラ笑っていることも珍しくはありません。