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テレビマンが現場にいられなくなる寂しさ

『笑う仕事術』
[著]菅賢治 [発行]ワニブックス


読了目安時間:2分
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 ボクはテレビの世界に制作会社のADから入って、ゼロから番組を作るということが好きで好きでたまらなくてやってきました。……が、肩書きだけは偉くなり過ぎて、番組を作る現場にタッチできなくなってきたことが、日本テレビを退社することになった最大の理由です。もう、これに尽きます。


 当然、社内で階級を上げていただいたのは、ボクの仕事ぶりを認めていただいたということでもあるからありがたかった。だけど、出世すればするほど、どんどん現場からは遠ざかっていきます。現場で仕事ができる才能と、管理・経営ができる才能は、必ずしも両立しないというか、まったくリンクしないものですよね。

「こういうことのためにオレ、テレビ局に入ったんだっけ?」


 少しずつ、自分の中で気持ちの折り合いがつかなくなっていきました。


 番組を作るということはある種の戦い、各局との戦争だと思います。どこの会社にしても避けようのない宿命です。ちょっと例えとして適切かどうかわかりませんが、軍隊でいうと先頭切って銃を持って最前線で戦った軍曹みたいな人たちが、偉くなって背広組になっていくということもあるし、軍人のまま引退していくということもあるでしょう。そういう意味では、ボクはここ数年、背広組でありながら、銃弾飛び交う前線に戻りたくてしょうがありませんでした。ただ、意外とこう見えて、ボクには組織の中ではきちんと自分の役割を果たしたいという気持ちがあります。「現場を離れちゃうならもう辞めてしまえ」というタイプではありません。


 実はボクが一番嫌なのは、「菅はこれはできたけど、あれはできないよね」と言われること。いや、いくらなんでもいきなり経理をやれと言われても無理ですよ。でも、会社というのは、次は違う部署で違うことをやらせてみようと思うものです。そうしたら、「よし、完璧にやってやろうじゃないか」と思ってました。そこから逃げるのは、ボクは嫌なのです。だから、前章でもチラッと触れてますが、入社試験関係の仕事も何年もやり通しました。志望者にテーマ10個の中から好きなテーマを選ばせて、2日間でひとり3分ずつの作品を作ってもらうという最終試験のアイデアもボクが作ったものです。今は時間とお金がないから、どんどん縮小されてるみたいですけどね。


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