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ネコにウケる飼い方
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P art1「ネコのからだを知る」

『ネコにウケる飼い方』
[著]服部幸 [発行]ワニブックス


読了目安時間:21分
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いとしの肉球こそお忍び行動のカギ



 柔らかくしなやかで、あったかくてほわほわ。そんなネコの体のなかで、いちばんどこが好きかという質問に、必ず上位にくるのが「肉球」でしょう。


 肉球は、英語でパッド(pad)と呼ぶようにクッション性のある足の裏で、毛が生えていないのでさわるとしっとりスベスベしています。この肉球にふれながら、プヨプヨと弾力をたしかめたりするのが好きという飼い主さんは大変多いようです。


 肉球にはわずかながら(かん)(せん)があり、ときどきしっとりしているのは分泌される汗のため。これが行動するときは滑り止めの役目を果たし、マーキング(なわばりを示すためのにおい付け行動)にも利用されます。


 ネコの(びん)(しょう)な動きやジャンプの能力には驚かされることが多いですが、室内を音も立てずに移動し、高所へとジャンプして音もなく着地するのはネコ族ならではの特技。イヌにも同じような肉球がありますが、皮膚が固めでツメが出たまま(ネコは出し入れ自由)なので、フローリングの床などでは必ず足音を立ててしまいます。


 あなたのネコも、いつの間にかそばに寄ってきていたり、気づかないうちに部屋に入ってきて足元で丸まっていた、ということがあるのではないでしょうか。


 足音を忍ばせて、というより気配さえ消して、そっと行動できるのがネコなのです。


 なにも飼い主さんに対してまで気配を消す必要はないだろうに、と思いますが、これはじつはネコが単独で行動する「狩りの名人」という証明でもあるのです。


 ネコはネズミなどの獲物の所在を感知すると、体勢を低くして、気配を消し、じわりじわりと音もなく忍び寄ります。飛びかかれる距離まできたら、機を見て一気に襲いかかり、一撃必殺で仕留めます。こうした、生きるための狩り(いまはほとんど必要ありませんけど)にこそ、音を吸収する肉球が大いに役立つのです。



 忍び寄り・待ち伏せ型の名ハンターであるネコ。その体は人の手でなでるのにちょうどいい大きさとしなやかさですが、機能性のかたまりです。とびきりかわいいパーツの肉球も、ちゃんと理由があってぷにぷにしているんですね。


おヒゲは大事な高感度センサー



 毎朝、寝ている飼い主さんを起こそうと、枕元で顔をすり寄せてくるネコがいますね。


 のどをグルグル鳴らせて、「オナカへった、起きてよ」と主張したりしますが、飼い主のあなたは、そのグルグル音よりも、顔に当たるヒゲがくすぐったくて目を覚ますことが多いのではないでしょうか。

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