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(2021/11/26 追記)

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【2】 じつは身近な芸能用語

『上方学』
[著]福井栄一 [発行]PHP研究所


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 助六を食べながら
 こうして歴史的な経緯にふれながら「上方は古典芸能の宝庫だ」ともうしあげても、まだご不満のお方がおられるかもしれません。
「まあ、たしかにむかしはそうやったかもしれんが、いまの自分は劇場にもめったに行かんし、芝居や舞やといわれても、ピンとこない」

 という御仁のため、日常、なにげなくつかっている言葉やいいまわしにまで、いかに芸能のエキスがしみわたっているか、具体的な例をあげてお話ししましょう。

 みなさんが、新幹線の車内や行楽地でよくお食べになる「助六(すけろく)」寿司。

 折詰の中身は何ですか?

 まさか「助六」という名の野菜や魚が食材ではないはずです。はいっているのは、伊達巻(だてまき)(太巻き)といなり寿司の二種類でしょう。

 延宝年間に実際に京都でおこった万屋助六(よろずやすけろく)と遊女・揚巻(あげまき)の心中事件が大坂で歌舞伎にしたてられ、それが江戸につたわって歌舞伎『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』へと結実しました。
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