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「いつも忙しい」がなくなる心の習慣
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生き方・教養
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1 本当に必要なこと、やりたいことだけ

『「いつも忙しい」がなくなる心の習慣』
[著]水島広子 [発行]すばる舎


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◆物に置きかえて考えるとわかりやすい


 前章では、メリハリのつけ方についてお話ししましたが、メリハリをつけることの一つの側面は、「不要なものを落とす」ということです。
「忙しさのメガネ」をはずすためには、やるべきことに大胆な優先順位をつけることがとても大切です。
「あれもやらなければ、これもやらなければ」「あれも終わっていない、これも終わっていない」まで一緒に見えてしまうときには、「あれは後でいい」「これはとりあえず考えなくてよい」という作業をしなければならないのです。

 最近では、物に関しては「捨てる」ことの価値が共有されつつあります。物の少ない住居やオフィスを「美しい」と感じる人も多いですし、その機能性はもちろんすばらしいものです。

 でも、「何をするか」ということについては、ごちゃごちゃと散らかった状態が続いている人が多いのではないでしょうか。つまり、まさに「あれもやらなければ、これもやらなければ」「あれも終わっていない、これも終わっていない」ということなのです。

 しかし、物のレベルで考えればわかりやすいと思いますが、他人が持っている物をすべて自分も持つ必要があるかと言えば、自分の生活には全く関係のない物だったり、合わない物だったりすることもあるでしょう。つまり、それを持つことが「無駄」になる物がある、ということはわかるはずです。

 無駄な物を手に入れると、お金も無駄になりますし、空間も奪ってしまいます。さらには、その物がメンテナンスを要したり、物が散らかっているために生活全体の効率が悪くなったりすれば、時間すら無駄になる、ということになります。

◆「やる・やらない」の判断もこれと同じ

「何をするか」ということについても実は全く同じ構造です。人がやっていることであっても、自分の人生には全く関係のないものだったり、合わないものだったりすることもあると思います。

 また、そんなことを「他人がやっているから」という理由でやってしまうと、時間も無駄になりますし、本来自分がやりたいことのために残される時間が減ってしまいます。

 何と言っても、時間あたりにやらなければならないことの量が増えすぎてしまいますから、「あれもやらなければ、これもやらなければ」「あれも終わっていない、これも終わっていない」という感覚も強まると思います。つまり、「忙しい病」が悪化するのです。

 ですから、本当に自分にとって必要なものか、あるいはとてもお気に入りのものか、という軸で判断して、物をシンプル化するのと同じように、「何をするか」についても、必要性、お気に入り、という軸で考えてよいのです。

例 フェイスブック、ツイッターなど、マメにやっている友人が多い。ブログも更新して、メールもよくくる。みんな充実していそう。自分はあんなふうにマメにできない。

例 毎日、SNS、ネット、ショップやレストラン、カフェの情報チェックなど、けっこうやることがいっぱい。大変だな、と感じる。

例 いろいろHPをブックマークするけれど、後日それを活用することはない。そんなに駆使できない。


 そもそもこの情報化時代、あらゆる情報を追っていたら、それだけで人生が終わってしまいます。また、追う価値のない情報もあります。自分にとって何が必要なのか、何に価値があるのか、ということを考えながらでなければ生きていけない時代になっています。

 ここに挙げた例の人たちはいずれも「他の人はできているのに自分はできていない」ということで自分がだめだと思っているようですが、これは、前述でお話ししたこと、つまり、「コップに水が半分しか入っていない」という見方です。

 しかし、発想を転じてみれば、今、他人が何をやっていようと、自分が「やらずにすんでいる」ということもまた事実なのです。

 そういう余計な要素を持ち込まずにせっかくシンプルにできている生活を、ネガティブに、「足りないもの」として見る必要はないはずです。「やらずにすんでいる」ということは、本当に必要なものではない、と言ってよいと思います。

◆迷ったら「やること」を最低限に絞り込む


 それでも、と思う人にとって役立つ考え方は、「自分がこの社会で生きていくための最もシンプルな形は何かを考えてみる」ということです。「生きていければそれでよし」と考えたときに、本当にする必要があることは何でしょうか。

 生きていくために本当にやらなければならないことだけに絞ると、自分の生活はどんなふうになるだろうか、とイメージしてみます。それはかなりシンプルなものであるはずです。

 そうやって、必要最低限のシンプルライフを頭の中で描いてみて、それに加えて、「本当に興味があってやりたいこと」を少しずつ上乗せしていく、というふうに考えてみれば、「あれもやらなければ、これもやらなければ」「あれも終わっていない、これも終わっていない」に圧倒されずにすむでしょう。

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