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1日2杯のジュースでがんは防げる
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老化も不調も食事が原因だった!?

『1日2杯のジュースでがんは防げる』
[著]済陽高穂 [発行]PHP研究所


読了目安時間:4分
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 20代の頃はバリバリ働けて元気いっぱい、徹夜して遊んでも翌日の仕事を難なくこなしていたのに、30代も半ばを過ぎるとなんだか疲れやすくなった、カゼをひきやすくなった、気力が落ちてやる気が出ない、近くが見えにくくなってきた(老眼)………。もしかしてコレが年をとったっていうこと?

 こうした経験に心当たりのある人は多いのではないでしょうか?

 最近は20代でも疲れやすい、元気が出ない、やる気が出ない、という人が増えているのかもしれません。

 こうした症状は、病気の手前である“未病”です。病気ではありませんが、体内でなんらかの異常が起こっています、というからだからのサインです。

 また、こうした症状は加齢とともに起こりやすいので、老化に伴う症状と言ってもいいかもしれません。

 私は、こうした老化や不調の根底にある原因には、

食生活の乱れによる“代謝異常”


 があると考えています。同じく、がんも全身の代謝異常によって起こる病気であり、局所的な疾患ではありません。


 そもそも、私は消化器外科の専門医です。外科医として消化器がんの患者さんの病巣を手術で切除し、一人でも多くの患者さんを救いたいと腕をふるっていました。

 その頃は食事とがんが関係あるなどとは夢にも思わず、とにかく悪い部分(腫瘍)を切除すればがんは治ると信じていたのです。

 ところが、10年ほど前に、当時勤めていた荏原病院で、治療した患者さんの追跡調査(5年間)をして、その結果に愕然としました。1400例の手術を行っていたのですが、そのうち生存していた方は52%、全体の約半数でした。

 手術は成功しているのに、半数近くの48%の患者さんが5年以内に亡くなっている。この事実に驚き、同時になんとかしなければいけないと一念発起したのです。

 がんの患者さんのなかには、診断当初から進行していて、手術が受けられないケースの方が相当数おられます。それなのに、手術が受けられる患者さんでさえ、治療を受けて改善する確率が約50%。

 これはとても納得のできる数字ではありませんでした。

 医療技術は進歩し、手術方法も抗がん剤の効果も放射線治療の技術も格段に進んでいるはずなのに、患者さんの治癒率はいっこうに上がらない。こうした現実に疑問を抱き、どうにかしてがんの治癒率を上げることはできないかと悩みました。

 そんなときに、とりわけ治りにくいがんの患者さんのなかに、めざましい、それこそ奇跡的な回復力を示し、がんを克服する方が数名存在することに気がつきました。そして、それらの患者さんの話を伺うと、皆さんに共通していたのが「食事内容の見直し(食事療法)」を取り入れておられたのです。

 ある人はにんじんジュースを大量に飲む「ゲルソン療法」、ある人は小食と生菜食(野菜を加熱せずに生でとる食事)の「甲田療法」、免疫力を高めるとされているレモンを1日何個もとる患者さんもおられました。

 一人、二人なら偶然と思ったかもしれませんが、めざましい回復力を見せる患者さんが少なからず存在し、必ずと言っていいほど食事に配慮されている。この事実から、がんの治癒と食事には大きな関係があるに違いないと確信し、がんの食事療法について研究を始めたのです。

 それからは、代表的な食事療法を研究し、がんを防ぐ食べ物について勉強しました。NIH(アメリカ国立衛生研究所)のドール博士による食事とがんの因果関係についての研究結果を参考にして、独自の済陽式食事療法を考案し、患者さんに食事についての指導を行いました。

 その結果、私の想像を上回る治癒効果が患者さんに現れたのです。手術できない、余命数カ月と告知された患者さんのがんが消え、あるいはリンパ節に転移していた進行性食道がんの患者さんのがん細胞が3カ月後に消えていたり、肝臓に100カ所以上転移していたがんが、たった80日間で消滅したりと、その効果は医者である私も驚くほどでした。

 もちろん、これは食事療法だけの効果ではありません。手術、抗がん剤治療、放射線治療など可能な三大療法を行いながら、済陽式食事療法を続けた結果です。食事には代謝異常を改善し、免疫力を高める力はありますが、短期間にがんを消滅させるほどの作用はありません。

 しかし、三大療法の効果を限りなく高め、想像を上回る治癒力を見せた根底には、食事を見直したことにより、全身の代謝異常が改善されたからだと、私は信じています。

 また、患者さんからも、済陽式食事療法を続けていると、治療中の副作用が軽くなったという声をいただくようになりました。食事療法による体内の代謝異常の改善が、患者さん自身が持っている治癒力を助けたに違いありません。

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